/ 2021.01.13

1月8日~2月7日の約1カ月間にわたり、東京を中心とした1都3県を対象に緊急事態宣言が行われました。これにより仕事がリモートワーク(在宅勤務)となった人も多いと思います。

リモートワークにはメリットもありますが、デメリットもあります。とりわけ、冬は寒さというデメリットが仕事の効率に大きく影響します。その問題をできる限り財布に優しく、かつ効果的に解決する方法を紹介します。

冬のリモートワークの最大の敵は寒さ

オンラインでの仕事の仕方に慣れれば快適なリモートワークですが、季節の影響を受けやすいという弱点があります。オフィスでは生産性を高めるために十分な暖房が行われており、その費用は通常、会社が負担しています。

一方で、リモートワークにおける仕事環境の整備費用は個人負担になることが多く、冷暖房費用もその中に含まれます。そのため冬の暖房費は家庭の支出になります。

そして悩ましいのは、日中に自宅で仕事をするのが1人だったりすると、暖房費用を割高に感じやすいことです。できるだけ効率的に体を温められる方法が望ましいです。

寒さを感じる大きな要因は、足先の冷え

冷えは体全体でも部分的にも起きますが、冷えを感じる人の8割以上が足先の冷えを自覚しているそうです。

そして足先が冷える原因として最も大きいのは、運動不足と言われています。脚(下半身)にある筋肉のうち、ふくらはぎは第二の心臓と表現されることもあり、心臓から贈られてきた血液を足先まで行き渡らせたあと、重力に逆らって上半身に戻すポンプのような役割をしています。

そのため運動不足が続くと足先の血液循環機能が低下し、足が冷えたりむくんだりします。加えて筋肉量が減ることにより、熱産生の機能が低下し、冷えやすい状態になります。

その他にもストレスや内臓の機能低下といった要因がありますが、結局、足先の冷えは寒さを感じる大きな原因になっていると言えます。逆に言うと、足先を温めることにより、効率的に暖かさを感じることができます。

足を温める方法とその費用

前の説明で足が冷える大きな原因は運動不足と書きました。そのため最も直接的な対策は運動、特にスクワットです。しかし仕事中にスクワットをするわけにはいきません。(オフィスワークとは違い、リモートワークでは環境的にスクワットでもしやすいかもしれませんが。)

上半身は厚手の服やダウンを着込んだり、脚はブランケットをかけて保温したりしやすいですが、足は(特に家の中では)保温がおろそかになりがちです。

そこでここからは、足(特に足裏)を温める方法(機器)を紹介します。リモートワークで使う際に、日中ずっと使うと気になってくる費用(電気代)を中心に説明します。

ちなみに足裏には多くのツボがあり、足裏を温めると身体の冷え以外にも、自律神経のバランスが整って肩こりや便秘、立ちくらみなどの様々な症状を緩和させる効果があります。

方法その1 エアコン

部屋全体を温めることができる暖房機器です。足だけでなく体全体が暖かく快適な反面、電気代は高くなりがちです。

初期費用:10万円~
1日の電気代(8時間):100~200円

機器としては異なりますが、部屋全体を温めるという観点でガスファンヒーター・ガスストーブなども同じ区分になります。

方法その2 こたつ

テーブル下の空間を布団で区切って温める暖房機器です。体の比較的広い部分を温めることができる一方、リラックスしたムードになりがちな装置です(笑)。

初期費用:数千円~数万円
1日の電気代(8時間):40円程度

方法その3 湯たんぽ(電気式)

足裏のみを局所的に温める温熱装置です。通常は寝るときに布団の中に入れて使いますが、実はリモートワーク時の足裏暖房にピッタリです。

初期費用:2000~数千円
1日の電気代(8時間):4円

充電式の湯たんぽを朝と昼に充電して使う想定です。使ってみた実体験としては、快適とはいかないまでも、足を温めるだけで寒さがかなり緩和されることに驚きました。

最近はヒートテックやウルトラライトダウンなどの高機能保温衣類がリーズナブルな値段で買えるため、足だけ暖房すれば乗り切れそうな勢いです。

まとめ

・冬のリモートワークでは寒さが大敵
・足を温めることにより、効率的に寒さを低減させることができる
・暖かさはエアコン > こたつ > 湯たんぽ
・電気代は湯たんぽ << こたつ < エアコン

1月あたり数千円の暖房費は必要経費と思えればエアコンが良いです。最小限に抑えたいのであれば湯たんぽがエコノミカルかつエコロジカルです。もちろんエアコン弱運転と湯たんぽの組み合わせなど、暖かさと電気代の最適なバランスを見つけるのもいいと思います。

冬のリモートワークは足暖房で効率的に寒さを克服しよう!

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共働きおやじ研究所さん

4歳と2歳の姉妹を持つ30代中盤の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。

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