長い長いステイホーム

新型コロナウイルスの感染が拡大し、外出自粛を余儀なくされました。感染症がはやり始めた頃は、とにかく「ステイホーム」が叫ばれたこともあって、おうちで過ごされたお子さんが多かったと思います。

お出掛けが大好きなわが家も外出を控え、自宅で多くの時間を過ごすようになりました。6歳の息子の異変に気付いたのは、外出自粛生活が1年ほど続いた頃でした。

もしかして見えない!?

テレビの画面を近くで見たり、お絵描きをするときに目を近づけて書いたり…前から何度も注意をしていました。子どもって集中しすぎると近づいちゃうことありますよね。

そんな感じで最初はあまり気に留めておらず、気付いた時に声をかける程度でした。でも、声をかける頻度が増えてきて、ふと「もしかして見えにくいのかな」と思うようになったのです。

気になったら止まらない!

一度気になったら、ものすごく心配になって…小児眼科の予約をしました。私も夫も視力が悪いのですが長年の生活習慣によるもので、子どもの頃はメガネをかけていませんでした。息子も今までの健診では弱視などを指摘されたことはなかったため、私の思い過ごしではという気持ちもありました。

いざ眼科へ!

眼科ではまず検査をし、数値が出たところで先生のお話がありました。数値は良いものではなく、視力が弱くなっているとのこと。やはり、見えないから目を近づけて見ていたのです…。

先生の診断は…

目薬で治療できるかもしれないとのことで、目薬をさしてからもう一度検査をしました。この目薬、強い作用があるようで、一時的に目が霞んで息子はとてもイライラしていました(笑)。

目薬をさしてしばらくしてから同じ検査をしたところ、視力が回復した様子。先生いわく、一時的に近視になっている状態で、「仮性近視」と呼ばれるそうです。早期発見できたのが幸いして、目薬で治療ができるとのことでした。

仮性近視とは?!原因は?

近くのものを見るとき、目はその位置にピントを合わせるのですが、その状態が長く続くと目のピントがその位置で固定されてしまって、遠くのものが見えにくくなってしまうそう。

特に最近の子どもは外遊びが減って、さらに自粛生活で家にいることが多いので、世界的に問題になっていると先生が教えてくれました。

驚いたのはテレビやゲームが悪者なのではなく、本やビーズなども要因になるとのこと!集中して近くのものを見続けることが目にはストレスになるそうです。テレビやゲームは意識して時間を決めていたのですが、本やブロックなどは盲点でした…!

ダメなのではなく30分見たら目を休めてね、と先生に言われました。

その後…

処方された目薬を寝る前に点眼して1カ月。検査に行くと息子の視力はすっかり回復していました。さらに点眼なしで1ヶ月後の検査でも問題なく、今は点眼なしで問題なくて過ごしています。

先生に「外でいっぱい遊んでね!」と言われ、人の少ない公園を探して外遊びをするようにしました。また相変わらずテレビを見たり本を読んだりもしますが、30分を目処に休憩しています。

とにかく早期発見がキモ!

眼科の先生に、「早く見つかって本当に良かったね。早く見つからなかったら目薬じゃ治らなかったよ。」と言っていただきました。気のせいかもしれない…こんなことで病院に行ったら迷惑かな…なんて考えることもありましたが、早く眼科に駆け込んで良かったと思います。

とにかく少しでも気になることがあったら検査だけでもすることをおすすめします。

子どもの変化に一番敏感なパパママだからこそ!早期発見がキモです!

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ヒロコッティさん

ずぼら主婦兼会社員。 子どもと過ごせる時間が短いからこそ、家族の休日には楽しいお出掛けに繰り出しています。 趣味は、ずぼら流ハンドメイド。

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