/ 2023.05.17

11月25日は「先生ありがとうの日」ってご存じでしょうか。
小さい頃から我が子をあたたかく見守り、いつも子どもたちの目線に合わせ話を聞いてくれ、体操や製作などさまざまな工夫で楽しさと学びを教えてくれる保育園や幼稚園の先生方。

親と共に子どもの成長を喜び、親子共に励まされ寄り添って言葉をかけてくれる先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな先生に感謝の気持ちを伝えるのは、終業式や卒園式などのお別れの場面がほとんどで、日常生活で伝える機会は少ないですよね。

先生に「ありがとう」の気持ちを伝えるきっかけの日としてほしいなという思いを込めて、あんふぁん・ぎゅってが制定した日が11月25日「先生ありがとうの日」なのです。

日付にももちろん意味があり、年度の中間期で学校行事が少ないことと、「1」(先生)と「1」(親・子ども)が向かい合って先生に感謝を伝え、お互いが「25」(ニッコリ)する日との意味合いから制定されています。

先生ありがとう!あきらめずチャレンジする気持ちを育む

我が家の「先生ありがとう」の思い出は数えきれないほどたくさんあるのですが、その中でも忘れられないエピソードが「運動会」です。

娘は年長さん、ポカポカ陽気の気持ちのいい秋晴れの日。
ウキウキワクワクで、心待ちにしていた保育園の最後の運動会。
種目は跳び箱でのできごと。

クラスのみんなと担任の先生たちと、夏ごろからずっと練習してきた跳び箱。
練習のおかげでコツをつかみ、娘は4段の跳び箱は飛べるようになり喜んでいました。

ちょっとした失敗から…

次は5段を飛べるように目指して練習していたところ、手のつき方を失敗して少し怪我をしてしまいました。
そこから跳び箱が怖くなり、だんだんと気持ちが落ち込んでいき…。
今まで飛べた4段も飛べなくなってしまい、「今日は3段しかできなかったー」なんていう日もありました。

運動会の本番の日が近づく中、信頼を寄せている担任の先生と娘が相談。
先生に励まされ、話し合いでやる気を取り戻し、徐々に練習にも元気が戻ってきました。

気持ちを切り替えた娘の目標は、「運動会本番はバッチリきれいなジャンプで4段の跳び箱を飛ぶ」と決め、気合も十分です。

運動会、本番!

運動会当日、跳び箱の本番、クラスのみんなの観客席まで伝わってくる緊張感。

娘の番、これまたすごい緊張の面持ち、いざ、走り出し、跳び箱を飛んでみると…一瞬無事に飛べたように見えたのですが…。
違う角度から見ると、すこーしお尻を跳び箱に擦ってしまいました。

またまた、娘の悔しさが観客席まで伝わってきます。
大好きな担任の先生と一言二言話し、なんとスタートラインに走って戻っていきます。

どうしたのかなと思っていたら、スッと手を上げ「もう一回やらせてください!」と大きな声でリベンジ宣言!笑 
クラスのみんなからも、観客の皆さまからも、保育園の先生方からもあたたかな応援の拍手をいただきました。

リベンジした2回目の跳び箱は見事にキレイなジャンプで飛び、最後の決めポーズもできました。
嬉しそうにガッツポーズしながら走り去っていく娘。

先生ありがとう!

いかに先生と子どもの間で信頼関係が築けているか、子どもの気持ちを受け止め、理解して背中を押してくれていることを強く感じた一場面でした。

家庭ではなかなかできない経験を保育園でお友だちと先生方と育んで、心が成長していくんだなと改めて感心した出来事でした。


子どもたちの諦めない心とチャレンジする気持ちを育んでくれ、成長を促してくれるとともに、いつも笑顔を絶やさず、子どもたちに慕われる先生方を尊敬しています。

先生ありがとう!

11月25日は「先生ありがとうの日」!

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ハシト チサさん

おませな4歳女の子と元気いっぱい2歳男の子のママです。「楽しんだもの勝ち」と思いながら日々生活しています。新しいものやかっこいいなと思うものを探すのが好きです。

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