大掃除から1カ月、3歳児がいても部屋をきれいに保つ4つのコツ

年末の大掃除で「きれいになった！」と思っていたのに…毎年気がつくと散らかり始めている、なんてことありますよね。「小さい子どもがいたら、きれいな部屋なんて無理！」なんて諦めがちです。

ですが今年は試行錯誤して、そうならない工夫をしてみました。わが家では去年11月に大掃除をして1カ月がたちましたが、今のところきれいな部屋をキープできています。なので、その工夫していることを今回紹介しようと思います。結論、きれいに保つコツは次の4つになります。

● モノを増やさない
● 親が率先して片付ける
● 片付けのルールを作って、子どもと一緒に片付ける
● 毎日少しだけ掃除をする

ポイントは「ひとりで抱え込まず、子どもと一緒に取り組む」ことだと思います。自分はこんなに頑張っているのに！と思ってしまうとストレスになってしまいますからね。それぞれ解説していきます。

なぜ部屋をきれいにするのか

そんなこと言われてもめんどくさいなあ。そう同居者に言われてがっかりしてしまう人も多いはず（笑）。なので、まずは部屋をきれいにするメリットを4つ紹介します。これらを家族と話して、団結して取り組んでいきます。

● 子どものストレスが減る
部屋をきれいにしてから、息子のイヤイヤが減ったような…椅子に座ってお絵描きしたり、絵本を読むことが増えました。環境で人は変わるんだなあと改めて実感（笑）。また、散らかっているとケガや誤飲の心配も出てくるので、目を離せない！など親にとってもストレスの原因になります。

● おもちゃを自分で片付けられるようになる
たくさんモノが散らかっている部屋を片付けるのは大変ですよね。まず、親がきれいに片付けていると、子どももマネして片付けをしてくれるようになります。

● 掃除がしやすくなる
散らかっていると掃除が億劫になりますよね。部屋がきれいだと掃除がやりやすい→掃除をすると部屋がきれいになる、といった流れでいい循環が回るようになります。

● 風邪をひかなくなる
部屋がきれいになると、風邪をひきにくくなり調子が良くなります。これは良く言われていることだと思います。わが家でよく咳き込んでいた息子が、毎朝モップ掛けするようにしてからすっかり咳をしなくなりました。

次に、部屋をきれいに保つコツをそれぞれ解説していきます。

モノを増やさない

まずは、モノを増やさないようにしましょう。モノが増えるとそのぶん掃除や片付けが大変になります。子どもにとっても片付けの難易度が上がってしまいます。なので、子どもが片付けできる範囲でモノを持つようにしましょう。

わが家では、「おもちゃ箱に入るだけ」と決めています。おもちゃ箱に入らない2軍、3軍のおもちゃは、押し入れにしまうようにしています。

親が率先して片付ける

子どもって、ちゃんと親のことを見ていますよね。「親ができていないのに、なんで自分だけ怒られるんだろう」と自分が子どもの頃はよく反発していました（笑）。

親がやって見せることが大切だと思います。「子どもが片付けてくれない！」と思っていた頃は、振り返ると自分も片付けができていないことが多かったように思います。

片付けのルールを作って、一緒に片付ける

子どもが迷わないように片付けのルールを作りましょう！

● いつ？
遊び終わったら、ご飯を食べる前、風呂に入る前など
● どこに？
おもちゃ箱に入れる、本棚にしまうなど

家庭によってそれぞれあると思いますが、ポイントは「いつ？」「どこに？」を決めることだと思います。あらかじめ決めておくと、子どもが自ら気づいて行動してくれるようになります。もし忘れてしまっていても「遊び終わったんだね。次は何をしようか？」のように優しく声をかけてあげましょう。

毎日少しだけ掃除をする

部屋の汚さにはレベルがあると思います。レベル1, 2, 3… レベルが上がるにつれて掃除が億劫になっていきます（笑）。レベルが1や2のうちに、きれいにしてしまいましょう！その方法として毎日掃除します。

毎日続けるポイントは、「どうせ明日もやるから、大雑把でいいや」と思いながら掃除をすることです。これを続けていると「週1回がっつり掃除するよりも楽」と思うようになりました。