まもなく入園シーズン

もう3月も後半。春からの仕事復帰を控えているお母さん方も多いのではないでしょうか。

保育園に入れて安心していたけど、いざ入園間近になってきて何だかソワソワしていませんか?

入園後は慣らし保育を実施している園が大半かと思いますが、慣らし保育中どんなことに気を付けたらいいの?本当に我が子のこと見てくれるのかな?うちの子全く食べないんだけど大丈夫?

そんな悩みや心配事もあるかと思います。少しでもお母さんやお子さんが安心して健やかに慣らし保育に臨めるように、現役保育士が保育士目線で4つのポイントを説明します★

1.お別れの時は潔く!

いざ保育室に入室するも我が子は泣いて離れたがらなかったり、バイバイすることを渋ったり...同じ保育室内には泣いている子で溢れているし何だか不安!うしろ髪引かれる思いがあると思いますが、ここは保育士さんにしっかりバトンタッチ!残念ながらママが見えている間に泣き止むことはありません。大好きなママと初めて離れるので預ける時に泣いてしまうのは当たり前。

お子様の気持ちがしっかりと切り替えられるように保育士さんたちはたくさんの引き出しを持っています★預けている間ずっと泣いているケースはほとんどないので安心して預けてくださいね。お別れした直後に泣き止んでしまうなんてことも案外多いんですよ☆

2.スケジュール通りにいかないことも

慣らし保育には、段階を踏みながら時間を伸ばしていくケースがほとんどかと思われますが、あくまで予定であって多少の前後があることも。同じ年齢のお子様でも慣れるまでの期間は十人十色。

特に水分を摂れなかったり食事を全く食べられなかったりする場合は脱水の心配があるので保育時間を伸ばさずに延長することもあります。

どうしてうちの子は...先生しっかりみてくれてないんじゃないかな...と不安に思ってしまうかもしれませんが、本当に一人一人慣れていく時間も、安心できる方法も違います。保育士もお子さんが安心できるように模索しながら手探りで探しているところです。時間がかかってしまっても必ず慣れる日が来るので安心してくださいね。

もちろん仕事復帰日が早い場合などは考慮してもらえると思うので保育士さんに相談してみてくださいね★

3.お迎え時間は守りましょう

慣れない場所で、時々思い出して泣いてしまいながらも遊びに入れるようになってきたり、自分の興味のあるものを見つけられるようになってきますがどんな時もお子さんはママのことを忘れていません。最初は大体他のお子さんとお迎えの時間が重なることが多いと思われるので、自分のママがお迎えに来ない...と小さいながらにも分かるもの。

その様子を見て泣いてしまったり不安になってしまうこともあるので、お迎えの時間は必ず守ってあげてくださいね★

万が一遅れてしまう場合は電話しておくことで保育士さんも上手にフォローしてくれますよ。

4.休息をしっかり

子どもも大人と一緒で新しい環境に飛び込むのは当然疲れやストレスがかかるもの。

休日に無理しすぎてしまうとまた平日に疲れが残った状態で体調も崩しやすかったり、風邪をもらいやすくなってしまうのでなるべくどちらか1日は休息日にしてリズムの狂わないように過ごせるといいですね★

まとめ

いかがでしたか。0歳、1歳を多く担任してきましたが、慣らし保育の様子も年によって違うもの。すぐに慣れて遊びに入り込める子、日中は平気だけどお昼寝になると淋しくなって眠れない子、ドアの前からずっと離れない子、抱っこしても嫌がり一人で自分自身の平常心を保とうとする子、本当にいろんなお子さんがいます。

でもどの子も少しずつ少しずつ、新しい環境に慣れようと一歩一歩日を重ねるごとに小さな成長や安心する表情が見られるようになっていきます。子どもの順応性は本当にすごくて毎年子どもの持つ力に感心するばかりです。子どもの力と保育士を信じて、お母さんたちも安心して預けてくださいね。

そして心配なことや不安なことはしっかり担任に伝えてくださいね、きっとお母さんたちの気持ちに寄り添ってくれるはずですよ☆

泣いてしまうのはたくさんの愛情で育った証拠

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この記事を書いたブロガー

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あかねさん 保育士歴14年/安くて可愛い製作が得意な二児のママ

おうちや保育園で使える、一際目をひく季節の製作をInstagramにて発信中♪普段は保育士としてフルタイムで働きながら二人のヤンチャ兄弟の育児に奮闘しています。保育園と子育ての架け橋となるような発信をしていきたいです。プライベートはしっかり家族で楽しみたい♪アウトドアやキャンプ、海や川など自然に触れることが大好きです。

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