選挙期間にできること

有権者となってから、毎回選挙に行こうと思えるまでに数年かかりました…

結婚をし、子育てをする過程で、行政に接する回数が増えますよね。そんななかで、政治の知識がなくても、参加の意思をみせることが大事だと思うようになりました。結果何も変わらないとしても、この年代も意識をしているという1票を投じに、選挙に行っています。

街のあちこちで選挙ポスターの掲示板が目に付くようになると、「そろそろ選挙が始まるね」と子どもと状況を共有し、掲示板にポスターが貼られると、自転車で保育園送迎中に掲示板を通り、どんな名前でどんな顔の人がいるのか、話をしながら観察します。

子どもには「選挙に関心を持ち、選挙は行くもの」その姿を見せたい。選挙期間に、ここ数年家族で行っている行事【家庭内選挙】を紹介します。

家庭内選挙の流れ

ここ数年行っている 【家庭内選挙】 は今こんな感じで進めています。
1.公約を決める
2.立候補するかしないかを考える
3.投票する
4.当選した人は公約を実行する

「みんなにお約束を紹介して、一番になったらそのお約束をやるの。ひとりに丸がつけられるんだけど、丸が多い人が一番になるんだよ」と説明しています。

いつもは家族4人でしている【家庭内選挙】ですが、今回はちょうど家族で私の実家へ帰省中だったので、他の家族も巻き込み、1歳から67歳まで、総勢10人でやってみました。すべての年代へわかりやすいよう、選挙ポスターも作成しました。

みんなの公約

家族LINEで家庭内選挙の説明をし、公約を考える際は、幼児でもわかるよう、視座をぐーっと下げての公約にしてもらいました。

じぃじ
おそとでたのしくあそびます
〜太陽と過ごし元気な身体〜

ばぁば
おいしいやさいをつくります
〜早寝早起き運動実施中〜

おじ
おいしいおさけをいただく
〜美味しいお酒は心の栄養〜

パパ
みんなでおにくをたべよう
〜胃袋から元気に〜

ママ
おいしいからあげつくります
〜唐揚げから愛を注ぐ〜

6歳(長女)
みんなのおてつだいがんばる!
〜あと、優しくするよ〜

4歳(次女)
みんなでなかよくあそびます
〜みんなのことが大好きです〜

3歳
おとうとのめんどうをみます
〜弟君はお任せください〜

今回初参加の方もいたので、投票前に全員の前で全ての公約を読み上げました。その時にでた質問も興味深い。「もし一番になれなくても、お約束をまもってもいいですか?」「自分に丸をつけてもいいですか?」「お肉はみんな食べられますか?」

結果発表

名前が書かれた紙に丸をつけ、選挙管理委員の私へ提出。みんなの前で開票作業をし、票の数だけポスターに丸を書いていきました。

今回の選挙は当選者はひとり。長女の「みんなのお手伝い頑張る」が選ばれ、当選直後から新しいお手伝い依頼が殺到し、本人も嬉しそう。選ばれなかった次女は自分のポスターにたくさんの丸を書いていて可愛い姿。選挙管理委員のじぃじから、不正票はダメだと注意されていました。笑

長女は当選したかったので、事前にお手伝いを聞きまわり、実践していたことが当選へとつながったのかと思います。

子どもの成長キロク

一昨年(長女4歳、次女2歳)は、自分がしてもらいたいこと(例:お菓子をみんなで食べるなど)を公約として、だれが当選しても不平不満なく、当選者は公約を実践し、楽しい時間を過ごしました。

昨年(長女5歳、次女3歳)は、自分がしたら周りが喜ぶこと(例:勉強頑張るなど)を公約として、当選しなかった5歳の長女がとっても悔しがっていたのが印象的でした。パパに事前にお菓子で釣るなどの不正行為がみられたので、選挙のルールについて話しました。

今年(長女6歳、次女4歳)は参加人数も増えたので、立候補してもしなくても良いことを伝える機会になりました。

そのあと、家族で実際の選挙に行き、今回の【家庭内選挙】も終了です。

子どもといちから考え、学びが深まる

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さっちゃんさん 知識で人生の選択肢を増やし、経験で人生をより豊かにする!

今度の休みはどこに行こう、何をしよう、を常に考えている好奇心旺盛な時短ワーママ。子どもとの時間も自分の時間もダイスキ!趣味は耳読で気晴らしは陶芸、時々ウクレレ。

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