まだ暑い日もありますが、保育園からどんぐりを持って帰ってきたりと秋を感じることが増えてきました。秋は楽しみがたくさんありますよね。食べ物、スポーツ、紅葉…。その中でも、今は読書への熱が高まっています。

もともと、息子には本を好きになって欲しいという思いがありました。一緒に絵本を読むことは楽しいですからね。また、子ども向けの本は新しい発見がたくさんあって、親子で驚き、学びながら読んでいます。

今回は、あるきっかけから4歳息子と図書館デビューしてきたので、その様子を紹介しようと思います。

息子が図書館で選んだ絵本その1

ラーメン食べたいと言いながら選んでいました。

息子が図書館で選んだ絵本その2

アイスクリーム食べたいと言いながら選んでいました。

食べ物の本が多め。夕飯前だったので、お腹が空いていたのかも。それ以外でも、「色々なことに興味を持ってくれているんだな」と関心してしまいました。親にとって子どもの興味、関心を知る場となりました。

図書館に行く前の準備

そこまで身構える必要はないと思いますが、次の3つの準備をしておくといいのかなと思います。

1. 絵本コーナーがどこにあるか
事前に調べておくと迷わずにすみます。初めては誰だって不安ですよね。
2. 図書貸出カードがない場合は、作り方を調べておく
作る場合は、住所が分かるもの(保険証・運転免許証など)が必要になります。
3. カバンに余裕を持たせておく
大きい絵本も借りられるように準備しておくと安心です。

図書館に行くことになったきっかけ

息子に本好きになってもらいたいという思いから育児本を読み、そこで紹介されていた研究データを見て衝撃を受けたことがきっかけでした。その本では「幼児期に本が好きになるかどうかは、家庭環境と親の関わりが影響している」と書かれていました。

それを示す研究データとして、読書への興味が「高い/低い」子どもの家庭環境を比較して、子どもにどのように影響しているかを紹介していました。

● 読書への興味が「高い」子どもの家庭環境
・親の娯楽
 ・読書:78%
 ・テレビ:39%
・家にある本の冊数が多い:80%
・日常的に読み聞かせをしている:76%
・子どもを図書館に連れて行く:98%
● 読書への興味が「低い」子どもの家庭環境
・親の娯楽
 ・読書:28%
 ・テレビ:63%
・家にある本の冊数が多い:30%
・日常的に読み聞かせをしている:1%
・子どもを図書館に連れて行く:7%

引用:モロー「幼児期の読書への興味関心に関する家庭と学校の関連」

上のデータから、こんな感じに解釈しました。

・親が読書家だと、子どもも本が好きになる傾向がある
・反対に、テレビは読書に悪影響になりそう
・家に本がたくさんあると好きになってくれそう
・読書への関心がない理由は、親が読み聞かせをしていないことが影響していそう
・本好きになるためには、図書館に行くことが必須!?

特に気になったデータは「本が好きなほとんどの子は、図書館に連れて行ってもらっている」ということでした。

これを見て衝撃を受けて、息子を連れて図書館に行くことにしました。

さいごに

子どもの読書熱を育てることは、家庭環境と親の積極的な関与によって大きく影響されるようです。その1つのアクションとして、今回は図書館デビューしたお話を紹介しました。

本がたくさんある環境を初めて見て、目を丸くして驚いていた息子。そして、息子の本選びを見て新しい発見があった父。どちらも楽しみながらデビュー戦を終えることができました。この経験を大切にして、今後も図書館に通えたらいいなと思います。

この記事が、お子さんが本好きになってもらいたいと思っているお父さん、お母さんに役立てたら嬉しく思います。

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まるさん ポジティブに楽しく暮らすシングルファーザー

4歳の長男と楽しく暮らすシングルファーザーです。父親目線での保育園のことや育児、家事について発信していきます。ひとり親家庭や父親に寄り添った情報を増やしたい、という思いで活動を始めました。趣味は読書、スポーツ観戦、晩酌。成長した息子とビール片手にスポーツ観戦することが、小さな夢です。

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