「魔女の宅急便」や「小さなおばけ」シリーズなどで知られる児童文学作家 角野栄子さんが館長、隈研吾さんが設計の「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」が2023年11月3日にオープンしました。

場所は、東京都江戸川区の総合レクリエーション公園 なぎさ公園の丘。

角野さんは幼少期から20代前半まで 江戸川区の北小岩で暮らしていたとのことで、江戸川区は 角野さんが2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」とも呼ばれる「国際アンデルセン賞」の作家賞を受賞した際には「江戸川区区民栄誉賞」を創設して角野さんを顕彰。江戸川区はこれまでの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する施設として「魔法の文学館」を計画しました。

半年ほど前から「小さなおばけ」シリーズが大好きでほぼ読みつくした娘と、最近「魔女の宅急便」を全巻再読した私にとって、なんて好タイミング!というわけで、早速行ってきました。
入館は、日時指定の事前予約制。抽選式と先着順があります。抽選は2週間前にメールで当選連絡が来るのでドキドキしながら待ちました。

無事当選して、いざ、「魔法の文学館」へ!

いちご色の館内は特別な世界観

館内に足を踏み入れると、「魔女の宅急便」のコリコの町をイメージしたいちご色の世界が広がります。

小さな小窓にもしかけがいっぱいで、「アッチ見つけた~!」と娘は大興奮。

階段からは各回数分間のプロジェクションマッピングも見られて、滞在中何度か見ましたが何パターンかあるみたい。「さっきと違うね!」と娘と何度も見ました。

1階、2階にはたくさんの児童書が置かれていて、自由に手に取って読めるようになっています。

角野栄子さんの著書はもちろん、他にもたくさんの児童書が置かれています。

テラスにも出られるようになっていました。2階には他にも、「栄子さんのアトリエ」や企画展の「ギャラリー」もありますよ。

さて、入館時に渡された「黒猫シアター」の時間になったのでシアターへ向かいます。

シアター内は撮影禁止なのですが、今回はアッチが出てきました!子どもたちが楽しめるようなクイズなど双方向のやりとりができるお姉さんの声掛けもあり、娘は大満足。

係の方に聞いたところ、こちらも上映される内容が何パターンもあるそうでその時によって何が出てくるのかのお楽しみだそう。入館1度につき1回しか体験ができないのが残念ですが、次回訪れる楽しみにもなりそうです。

3階には眺めのよいカフェも

階には、飲食スペース「カフェ・キキ」が。物語にちなんだメニューや、テーマ「いちご色」にちなんで、いちごのメロンパンやいちごミルクのドリンクも販売されています。お店にもアッチやチとキが隠れていたりして…やっぱり、いくつかの角野さんの代表作を知っていると楽しさ倍増だと思いました。

何冊か本を読み、今回の滞在時間は2時間半程度。

入館時にいただいた黒猫シアターのチケットに、2時間後の退館目安時間が印字されていましたが受付の方に「今日は気になさらなくて大丈夫です」と仰っていただきました。

くつろいで本を読み出してしまうと、2時間は結構あっという間かも。

ポニーに乗れる「なぎさポニーランド」の隣!

魔法の文学館の入り口すぐには「なぎさポニーランド」があり、ポニーに乗ることもできますよ!お休みの日はかなりの列なので合わせて行かれる場合はお時間に余裕を持たれた方がいいかもしれません。

平日はヤギのふれあいコーナーが開催されている日もあります。詳しくは江戸川区ホームページをご確認ください。

「魔法の文学館」には駐車場もありますが、駐車台数は34台。私が行ったタイミング(休日午後)では満車だったので注意です〜!

というわけで今回は、大きい通りを挟んだ富士公園の方に駐車しましたよ。富士公園はアスレチックもあるので、合わせて一日中遊べそうですね。

秋の心地のよい季節、1日お出かけするのにも良いスポットだと思います!

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わん子さん 自称・地域のバーチャルママ友

TOKYO2020大会の余韻が残る東京・湾岸エリア在住。日々愛車(ママチャリ)で爆走中。ギャングエイジの10歳息子と強気でおしゃまな6歳娘に振り回されています。趣味は読書とおいしいものを食べること。ディズニー好き。地域ブロガー。

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