シンガポールを留学先として選ぶ注意点は?

ようやく入学・進学したと思えば、次は「夏休みはどうする?」問題がありますね。国内・海外のサマーキャンプは、冬から予約が始まっておりもう満席のところが多数!この記事を目に留めてくれたということは、親子留学を視野に入れているかと思います。

この春休みに6歳の娘を連れてシンガポールに親子留学に行き、もう最高に居心地がよくシンガポールの虜になりました。前回の記事でシンガポールがなぜ良かったのか投稿しましたが、今回は逆に注意点を3つお伝えしたいと思います。留学先を選ぶのに参考になりましたら幸いです。

1.欧米のネイティブ英語とは違う「シングリッシュ」

シンガポールの公用語は英語ですが、「シングリッシュ」と呼ばれるアクセントがある人が多いです。シンガポールはさまざまな文化で成り立つため、実際はマレー語や中国語混じりのアクセントを話す人が多い印象です。日本の教育で学ぶアメリカ英語や、イギリス英語など本場の英語を学びたいという人はデメリットに感じるかもしれません。

ただ世界の15億人の英語人口のうち、7割以上が第二言語として英語を使用していることは知っていますか。全くアクセントのない完璧なネイティブ英語を目指さなくても良いことが伺えます。アメリカに9年住んでいた私自身、完璧な英語や高い文章力よりも、まずは英語に親しみを持ち、もっと知りたいと思う気持ちを育むことが大切なのではと思っています。

2.暑さが苦手な人はキツイかも

シンガポールは1年を通して気温が高く、雨季や突然の雨も降ることが多く、高温高湿の日がほとんどです。ただ、高度な空調設備や冷房が完備されていて建物の中は快適に過ごせます。暑さが苦手な私自身も、日本の蒸し暑い夏よりはカラッとしていて、しっかり暑さ対策をすれば過ごしやすかったです。

3.教育競争が激しい

シンガポールでは教育熱心な家庭が多く、教育システムの評価基準も厳格です。幼少期から知育や勉強をさせるなど教育競争は激しいそうです。北欧などの遊びを中心とした創造的なアプローチを重視する傾向とは違いますね。北欧の子どもの幸福度を高める教育に興味がある人は違和感を覚えるかもしれません。

しかしこちらは選ぶ学校によって違いますし、サマーキャンプなど短期プログラムは遊びや実験、課外学習などの体験を重視したプログラムが多いので、短期滞在の場合は問題ないかと思います。

注意点よりもメリットが大きい最先端の国シンガポール

個人的な視点やリサーチを元に注意点をまとめましたが、いかがでしょうか。注意点を踏まえても、シンガポールに留学するメリットはかなり大きく、近年人気が高まっているのが伺えます。シンガポール留学がおすすめな理由の記事もあわせて読んでみて、留学先を検討してほしいと思います。

子連れで海外に行くことは準備も現地でも大変なこともありますが、親子にとってかけがえのない経験となり世界が広がることは間違いありません。みなさまの挑戦を応援しております!

シンガポール留学で親子の世界が広がり、可能性が広がります

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SAYURIさん おうちで子どもの強い心を育む帰国子女ママ

高校から社会人まで9年アメリカに住み、NYで働いていた元バリキャリママです。産後はフルタイム復帰を諦めフリーランスに転身。英語の先生、育児コーチとして活動中です。年長の娘は、2年間毎朝園で泣き別れしていた繊細っ子。イライラママから脱却したことで娘も楽しく園に通えるようになりました。子どもには将来どんな時代になっても幸せに生き抜く力を持って欲しい。そのために自分のやりたい仕事も子どもとの遊びも、両方諦めたくない!バランスに奮闘しながら全力で日々駆け抜けています。

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