ワクワク空間の「M’s(エムズ)ルーム」とは?

茨城県常総市にある森永乳業利根工場。工場自体は1973年より稼働していますが、一般見学の受け入れは行っていませんでした。2023年9月より学校などの社会科見学受け入れ、そして2023年11月に一般向け工場見学をスタートしました!

乳業工場ということでやはり定番の牛の模型が外にも中にもあります。

受付を済ませると、開始時刻まではこちらの「M’s(エムズ)ルーム」で過ごします。生活の中に存在する森永商品をテーマにしており、遊び心も加えたその世界感にワクワクが止まりません。

腸内フローラをイメージした「フローラガーデン」では、ビフィズス菌BB536ボタンを押すと悪い菌が倒れるという仕掛けで楽しみながら視覚的にBB536の働きを体感することができます。

また、森永乳業の歴史に関する展示や歴代パッケージの並び替えクイズなど、あっという間に時間が過ぎていきます。

正しいBB536の形を選ぶパズルやクルクル回るマウントレーニアなど、子どもにとっても楽しい時間を過ごすことのできる空間となっています。BB536型のソファや牛の親子にも注目です。

飽きない工夫が詰まった2階へ

見学開始は2階へと進んでいく階段から。牛の足跡があったり、センサーに反応して牛の鳴き声がしたりと、ここにも遊び心が詰め込まれています。

最初はこちらの部屋で森永乳業についてや利根工場についての紹介があります。続いて、製造工程の説明。映像でもパネルでもないユニークな説明方法は必見です。

こちらは、工場の人たちが来ているユニフォームです。異物混入リスクや労災リスクを低減させる工夫について紹介してくれます。

そして、工場で実際に使われているエアシャワーを通り、直線80mの製造工程見学通路へ。残念ながら、ヨーグルトの充填工程はメンテナンス中で停止中でした。ショックですが仕方ないですね…。

さらに奥へ進んでいくとドリンクタイプ製品の製造が行われていました。重量過過不足となった製品がはじかれ、クルクルと回っている様子はなんだかかわいらしい光景ですよ。充填から包装、少し見えづらいですが、箱詰めする様子までを見学することができます。

続いて、スクリーンを使用した三択クイズタイムもあります。詳細は実際に訪問してからのお楽しみ!

そして、実はこの見学通路ほかに「隠れモーモちゃん」がいるんです。最後の1つが結構難しいのですが、ぜひ挑戦してみてくださいね!

嬉しい試飲タイムとおみやげ

再び同じ部屋に戻り、試飲タイム。今回はこちらの商品を1人1本いただきました。
※試飲や試食の内容は時期により異なります。

最後におみやげのノートをもらい終了。かわいすぎて使えない…。中にはノート部分だけでなく、製造工程に関する説明やレシピなども掲載されています。

まだ新しい見学施設ということでとてもきれいでワクワクさせる工夫もたくさん詰まった工場でした!対象は小学生以上で要予約です。まだまだ予約は取りやすい状況ですので、振替休日や長期休暇などを利用して是非、お子さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

施設情報

森永乳業利根工場
〒303-0043 茨城県常総市内守谷町4013−1
工場見学実施日:火曜日、水曜日、木曜日(祝日、年末年始、工場休業日を除く)
参加費:無料
年齢制限:小学生以上
所要時間:約60分
予約:見学希望日の2ヶ月前の同日10時から5日前まで
その他:2名以上~

※許可を得て、撮影・掲載しております。また一部画像提供をいただいております。

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nimo*さん

元食品メーカー勤務のフリーライター。7歳と4歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて5年間生活し、現在は千葉県在住。台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。

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