/ 2019.02.16

子育てに迷う私たちに寄り添う言葉

こんにちは。ことさくらです。昨年、NHK Eテレの「すくすく子育て」という番組に出演させていただいた時のことです。

子育てアドバイスをする立場として、ゲストにベテラン保育士の方がいらっしゃいました。何万人もの子ども達をみてきた方です。とても優しい目をした女性でした。

番組MCの方が「お菓子をあげるから○○して、みたいにモノで釣るのはどうなんでしょうか」といった趣旨の質問をしました。その時の答えです。

「良いか悪いかと言ったら、そりゃあ悪いわよ。」「でも子育てで、あの手この手を使わなくてどうするの。」心から優しい言葉に、うっかり涙が出そうになりました。

べき論に潰されないために、いい加減になろう

子育てに「べき論」って本当に多いです。そういうことを気にしないタイプの私でも、子どもに影響あるとなると、何となく気になるのです。

栄養バランスを考えた食事が大事、感情的にならず話を聞いてあげることが大事、良質な学びができる環境が大事、などなど。でも、私はそんなに完璧な人間ではありません。工夫しているつもりだけれど、日々の生活を回していくので精一杯になったりもします。

そして、子どもは好きなように自己主張します。何となく食べたくないだけでも、全力で泣いたりします。時には、何が嫌かも分からないまま、暴れたりもします。だから、ある程度いい加減でいいんだなと思いました。

いけないなー、と思いつつ、お菓子あげちゃう時もある。動画見せてごまかす時もある。それでも私は、この子たちの幸せを誰よりも願っている。そこさえブレなければ大丈夫。

間違っているかどうかは、置いておこう

長男は5歳になり、かなり聞き分けが良くなりました。それでも毎日うるさく「早くご飯食べようよ」「いいから着替えなよ」「いつになったらお風呂場に来るの」などと声をかけてます。逆に、とにかくしゃべるので、あまりのマシンガントークにうんざりすることも。

専門家の視点から言えば、間違っている対応もあるでしょう。でもまあ、それはちょっと置いておきましょう。今は。あの手この手を使いつつ、総じて見れば幸せな感じで、暮らしていこうと思います。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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