【キホンの話】投資信託ってそもそも何だっけ

たくさんの人からお金を集めることで、資産家と同じように投資できるのが「投資信託」

こんにちは。ことさくらです。

4月に入りました！新年度のスタート！フレッシャーズをお迎えするイメージで、投資信託のキホンについてお伝えします。まずは投資信託ってそもそも何だっけ、というところから。

例えば、日本の株式に投資をしようとすると、1つの株を買うのに数十万円～数百万円が必要となります。資産家でもなければ、いくつもの株を買うのは難しいでしょう。

でも、たくさんの人からお金を集めて、まとまったお金で投資をすれば、たくさんの株を買うことができます。大きな資産を持っている人と同じように、投資による効果を得ることができます。これが「投資信託（ファンド）」の仕組みです。

「投資信託」はみんなでプロを雇って、運用をお願いする仕組みになっている

たくさんの人の大切なお金を集めるのですから、きちんと管理して、投資をしてもらわなくてはなりません。それには知識や経験が豊富なプロに運用してもらうのが一番です。投資信託では、集めたお金の一部で運用に関連するプロを雇うことになります。

このあたりが、銀行預金などと違うところですね。銀行預金は銀行がビジネスをするためにお客さんからお金を集めているもの。だから利息がつきますし、お金を払うということはありません（ATMを使うなどサービスに対する手数料は別）。

普通の人ではなかなか投資ができない海外の資産などにも投資できる

たくさんのお金を集めることができれば、日本の株でも多くの株が買えます。より自由な投資をすることができます。

さらに運用しているのはプロですから、普通の人では買えない海外の株や債券、REITと呼ばれる不動産にも投資をすることができます。投資をする人に取引の手段やノウハウがなくても、様々な資産に投資ができるというメリットがあります。

ですから、投資信託は様々なパッケージがあります。日本の株式に投資したい人のための投資信託なら「日本株式」や「ジャパンストック」のような言葉が名前に入っていますし、世界の債券に投資したい人のための投資信託なら、「世界債券」「ワールドボンド」「グローバルボンド」のような言葉が入っています。

たくさんのお金を集めると、いろんなことができる

つまり、たくさんのお金を集めると、いろんなことができます。そのような投資のメリットを、1万円程度でも享受できるというのが、投資信託が初心者向けであり、仕事を持っている社会人向けである理由です。最近ではワンコインから投資信託を買えるサービスがあるようです。

投資について考え始めたら、まずは投資信託から始めてみましょう。