/ 2019.11.23

いよいよ、感染症シーズン到来

まもなくインフルエンザや胃腸炎が流行る時期がやってきますね。働くママにとっては、緊張感の高い季節。スマホの着信にハラハラドキドキ。そして、不在着信が「保育園」なとき、こどもを心配する気持ちと同時に、翌日からの仕事を考えるとなんとも言えな気持ちが襲ってきます。また、育休あけのときは、こどもの急な体調不良時を想定して、復帰できるのかな、と不安にもなりました。
我が家は、夫の出張が多く、近隣に頼れる身内も居ないためほぼワンオペ。今は病児保育を利用していますが、一度だけ、夫不在中に次男が肺炎で入院する、というワンオペ史上最大のピンチも経験しました。そんな私が、こどもの病気と仕事の継続をどのように乗り越えてきたのかをご紹介します。

1人ですべて抱えていた最初の3年間

長男出産後、1年半で育休から復帰しました。長男は、体が比較的丈夫な方ですが、真夏に高熱を出しやすいタイプでした。
当時の仕事は、個の役割が比較的重く、会議への参加も多々ありました。
また、病院という場所柄、データーは職場にしか置けず、出勤しないと資料作りができませんでした。高熱の息子をおんぶして、会議の資料作りに出勤したこともあり、「何をやってるんだろう、わたしは」と切ない気持ちになったことを今でも忘れません。不測の事態に備え、先取りして仕事を進めてはいたものの、そのようなピンチは度々訪れました。
クラスで感染症が出た、なんとなく呼び出しありそうな体調の日は、事務の方からの「保育園からお電話です」に怯える日々を過ごしていました。体調不良時、95パーセントは、わたしがお迎え、受診、休みな日々。5パーセントは、たまたま休み、また休みが取りやすい日に夫が対応していました。

病児保育を利用することを決断した

仕事は、これからも続けていきたいと考えていたため、こどもが病気をした時に全て自分で抱えることに限界を感じでいました。
幸い、自宅近くに病児保育併設のクリニックがあり、利用を前向きに考えることにしました。病気の子供を預ける、ということに抵抗感はありました。しかし、利用開始後、子供たちは病気保育が大好きになりました。今ではむしろ鼻水が出たくらいで病気保育がいいんじゃない?と提案してくるほどです。

病児保育ってどんなところ?

各施設によって、詳細は違いますが、わたしが利用している病児保育をご紹介します。
◯予約→前日17:30〜18:00、もしくは当日7:30〜電話予約。感染症シーズンは、コンサートチケットのように時報と同時、もしくは若干フライング気味でかけないと満室という激戦ぶり。
◯当日→8:00から診察を受け入室。診察を1番に受けられると遅刻せずに出勤可能にて、7:45の開門に合わせて病院へ。
◯入室→保育士さんに子供の様子を伝えます。食事は手作り給食。アレルギー対応もばっちり。おやつと飲み物は持参します。DVD、おもちゃがあり、ゴロゴロしながら遊べます。また、体調不良ということで、食事がすすまなくても、無理強いされることはありません。保育士さんも優しく子供にとってはパラダイスのようです。
診察後、薬が出たら薬局に取りに行っていただけたり、日中クリニックの看護師さんが様子を見にきてくれます。
よっぽどの急変以外は、見てくださり、呼び出しの電話にヒヤヒヤすることなく仕事に集中できるため、私にとってもパラダイスです。
◯お昼のもしもしコール→昼休みに一度、様子確認の電話を入れる約束があります。午前中の様子を教えてくださり、このままお預かりします、と安心感を与えてくれます。
◯18:00までにお迎え→1日の様子を伺い翌日の予約をとるか確認し退室します。

病児保育利用後の感想

通常の保育園登園時も、まだメソメソしてしまう次男は、病児保育でも別れ際、時折メソメソし、後ろ髪を引かれることもあります。しかし、今はほぼDVD見るねー!バイバーイと見送ってくれ、成長とたくましさを感じます。長男においては、速攻でDVDに夢中。わたしに見向きもせず、保育士さんに、お母さんに行ってらっしゃいは?と促されるくらい実家感半端ない病児保育です。
そして、預けた後は、看病疲れを引きづりながら仕事に向かう私ですが、病児保育の神対応にメンタルが救われていることは言うまでもありません。
インフルエンザも発症当日以外は預かって頂けるため、日頃の体調不良は、病児保育と二人三脚で乗り越えています。そんな我が家に、入院、というピンチが訪れます。忘れもしない恐怖体験を次の記事でご紹介します。

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いま☆さん

ワーママ歴8年目の看護師です。現在はパートで訪問看護をしています。小学2年生と保育園児、超パワフル兄弟のママ。発達障がいや食物アレルギーに向き合い育児に奮闘中です。

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