/ 2021.08.12

カナヘビとは

カナヘビってご存知ですか?今の時期に草むらや道ばたのコンクリートで見かけるトカゲの一種です。園児や小学生の男の子に人気があるようです。

わが家も毎年息子がこの時期カナヘビを捕まえたがりますが、見つけてもすばしっこくて捕まえられなかったり、捕まえてもエサに困って数日で逃してしまったりしていました。

それが今年はたくさんいる場所を見つけ、12匹のカナヘビを飼って1カ月が経ちました。何度か様子をSNSで挙げたところ、男の子ママさん達が興味をもってくれたので、今回飼い方を紹介したいと思います。 

※カナヘビや虫の写真などありますので、苦手な方はスルーしていただけたらと思います

必要なもの

・ケース
今は100均でもケースが売られています。ダイソーでは、300円・500円商品ですが、上部が透明でおしゃれなケースが買えます。

・土
庭などにある普通の土でも大丈夫ですが、園芸に使う赤玉土も良いみたいで、わが家では併用して使っています。

・隠れ場
隠れ場があると落ち着くようだし、外に出しているときの日除けにもなります。落ち葉でも良いし、陶器なども好みます。紙コップをトンネル状にカットして作っていたこともありました。

・止まり木
木をケースに斜めに入れてちょうど良いサイズにカットします。木が細めのときは、何本が麻紐で束ねると上りやすくなると思います。

・水入れ
小さめの容器やペットボトルのフタなどに水を入れ、水飲み場を作ります。体ごと入って、濡らしているときもあります。

お世話の仕方

毎朝起きると、まず全てのカナヘビが生きていて元気か、卵を産んでないかチェックします。

そしてエサを探しに行きます。コオロギやバッタ、クモなど生きている虫しか食べないので、この作業が1番大変だと思います。

コオロギが1番好きなのようなので、必死に捕まえています。捕まえるのが大変だったり、近所に探す野原などがなかったりする場合、ペットショップで購入することもできます。小さなサイズで1匹10円で売られていました。ただかなりの量を食べるので、毎回コオロギを買っていると意外とお金がかかるかもしれません。

ペットショップにはミルワームと言う虫も売られていて、それもエサになりますが、毎日やると飽きるのかそこまで食べなくなります。ちなみにミルワームはかなりの量が入って200円弱なので、コスパはいいです。(ただ、冷暗所で保管しないといけないのが難点です)

ペットショップの店員さんに聞いたところ、1週間に1.2回エサをやらない日を作ると良いとのことなので、毎日はあげなくてもいいみたいです。

カナヘビは、は虫類で変温動物なので周りの気温で体温が変わってきます。涼しい日は触るとけっこう冷たいみたいです。なので、日光浴をさせて、体温を調節することも大切らしいです。

雨でない日は、直射日光の当たらない木陰に日中出しておくと、活発に動いています。

よく産卵します

捕まえるときにお腹が大きいカナヘビのときもけっこうあると思います。また、複数で飼っていると、お腹が大きくなることもよくあります。

土の部分を見ると、卵を産んでいることがあります。1度に2〜5個の卵を産むことが多いです。卵のお世話から孵化については、長くなるので、次回に続けたいと思います。

意外とかわいいかも!?

子どもがカナヘビを捕まえてきたら、一瞬ドキッとしますよね。でも、お世話をしていくと意外とかわいい動きをすることがあり、観察していると面白いです。もちろん子どもにとっても、育てることの大変さを感じ、責任感が芽生え、観察を通してさまざまなことを学ぶことができます。

もしもお子さんが飼いたがったら、一緒に育ててみるのも良いかもしれません。

子どもがカナヘビを捕まえてきたら、育ててみる選択肢も!

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SAKIさん

小中高の4児の母で、海外に販売する仕事をしているワーママです。
子ども達のやりたいことを全力で応援しながら、自分時間も楽しむ!をモットーに、子育てや日々の暮らしの中で良いと思ったことをお伝えしていきたいと思います。

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