きっかけ

きっかけは今年2月にあった幼稚園の懇談でした。優しい、すてきな先生で、息子のいいところをたくさん教えてくれました。

問題はそのあと。朝、幼稚園に来てみんなそろうと制服から遊び着に着替えるんですが、うちの息子だけ着替えず、着替えた子と遊ぼうとしたりするとのこと。

なので、サブの先生が廊下など、他のお友達がいないところで着替えるお手伝いをしてくれるらしいのです。

別に着替えができないわけじゃありません。真意は分かりません。

とにかく今のままだと年中に上がったときにサブの先生がついたりするのが難しいので、本人がしんどい思いをするかもしれない…と言われました。

息子は、集団行動ができにくかったり、切り替えが難しかったりするようです。そして先生に「療育を受けるのはどうですか?」と、提案されました。

「療育?…ってなに?」」
「発達障害の子が通うところ?うちの子は発達障害なんだろうか?」
と、少し、いや結構、ショックを受けました。でも、思い当たる節はあるんです。

・切り替えができにくく、かんしゃくを起すことがある。ひどいときは泣きわめく
・園の発表会でみんな歌ったり、踊ったりしているのに、息子はしたりしなかったり、窓の方を見ていたり、あくびをしていたり、周りはまったく気にしていない様子
・怒ってしまうことがあり、「どうしたらいいと思う?」と問い詰めるとふわぁ~として、眠いと言い出す(拒否反応?)

1人目だし、男の子だし、ちょっと育てるのが難しい方なのかなぁ…とは思っていたのですが、そのことを発達障害の方に考えたことはなかったので、ショックは受けましたがそこで直すしかない、と思いました。

療育のことをわからない私に先生は親身になってくださり、園で他にも療育に通っているお子さんがいる、ということ、こんなところに通われていた、こんな評判も聞きますよ、と教えてくれました。

そして、療育を受けるまでに施設が満員で待ちが出る可能性もある、と聞きました。懇談の所要時間を倍ほど過ぎて、お話ししてくださった先生、本当に有難かったです。

そして帰りに、このタイミングで!あることをきっかけに切り替えができず、車内で泣きわめく息子。

私だけでは手に負えない、待ちがあるかもしれないし、すぐに療育施設を探そう!と決意を強くさせてくれました(笑)。

療育施設を探す

懇談を終えたその日の夜には療育施設を検索しまくりました!!

私がそのときに分かったことは、
・療育を受けるには資格がいるということ
資格をもらうには病院を受診しないといけないのですが、受診するにも時間がかかるようでした。発達障害を診てくれる有名どころの病院にはHPに時間がかかることが記載してありました。

・療育施設を見つける
全国の療育施設を探すサイトを見つけました。そちらに空き情報が出ているところも。現在満員。のところが多かったです。その中で近辺で魅力的な療育施設を発見しました。

施設の周りに自然が多く、虫取り、川遊びなども楽しめるようで、虫大好きな息子にピッタリ!ここに通わせてあげたい!と思いました。

見学する

さっそく次の日、気になった療育施設に電話しました。電話に出られた方は、療育に携わっているだけあって、とっても感じの良い方でした。

すでにここに入りたい!と思いました(直感で行動しちゃうタイプ笑)。

今現在、満員のようでしたが、4月から空きが出るとのこと!グッドタイミング!資格をまだとれていないこと、どこに受診するかまだ決めていないことを伝えると、早く受診できるところを紹介しますね、と言ってくださいました。有難い~。

見学は早々に明後日行くことに決まりました。

息子は延長保育で夕方まで幼稚園に通っていますが、お昼頃迎えに行き、一緒に見学しに行きました。

息子には「〇〇が通っている、幼稚園みたいなところに行くよ。〇〇がいやいや~!!!ってなるときがあるでしょ。そういうのを直してくれるようなところだよ。今日はどんなところか、また行ってみたいか見に行くからね。」と伝えました。

うまく伝えられたのか分かりませんが、人見知りゼロの息子は「俺、もう行きたくなっちゃった!」と言っておりました(笑)。

幼稚園から車で20~30分ほどかかります。道中、寝てしまった息子ですが、到着し抱きかかえて施設内に入る頃には起きました。

起きて施設の先生に「遊ぶ~?」と聞かれると返事とともに色々物色し、ウルトラマンの絵本に行きつきました。そして先生とマシンガントーク(笑)。

「とにかく自分の話を聞いてほしい、かまってほしいんだね~。」と先生。確かに!おしゃべりな息子を優しく受け止めてくれていました。

その後、園庭に出てみかんの木のそばに熟して柔らかくなっているレモンが落ちていました。

息子は「中を見てみたい!」と。先生と「これはどうかな?あれはどうかな?」と、木の枝や鋭くとがった石などで切ろうと取り組みました。やっと切れて中身が見えたことに満足しておりました~。

「ここだと基本的に2人に1人、先生がついたり、満足するまで取り組むこともしていきます」と。

なかなか幼稚園では大人数の中、満足するまで取り組むこと、お話をずっと聞いてもらうことは難しいと思います。療育で満足するまで取り組んでいくことで、情緒を安定させていくようです。

施設に通っているお友達とも関わったり、ブランコや乗り物で遊んでいました。また、息子の折り合いがつきそうなところで「帰ろう。」と促してくれました(楽しくて帰りたがらなかったので汗)。

見学したところに決定!

見学したときに資格を取れたら入れるよう、仮予約の形にしてもらいました。

いろんな見方で想像して遊べる遊具がある園庭、近くに公園や池や用水路があり、虫や魚採集もできる自然豊かなところ、代表の案内して頂いた先生に子どもがとてもなついており、私も話していて信頼できる先生だったので、ここに決めました。

そして、紹介して頂いた病院で意見書をもらい、福祉事務所で手続きをして通所受給者証を取得しました。手続き⇒受給者証が自宅に届くまで1週間ほどかかりました。

4月1日から療育施設に通うことになりました!手続きをした際に、職員の方に息子の発達状態をたくさん質問されました。

結果、発達障害には至らないようで?療育手帳は出ない、と言われました。そこの壁ってどこなんだろう。息子はいわゆるグレーゾーンなのかな。

とにかく、4月から通える、トントン拍子に事が運び、私も息子もうれしかったです。

療育受けられるなんてラッキー!!!

最初は息子はこのままじゃ普通クラスでやっていけない、と否定されたような、私の育て方がいけなかったのかな、などネガティブな気持ちになり、こっそり泣いていました。

でも今はとても前向きな気持ちです(私、とことん沈んで上がるタイプなんです。笑)。

みんなそれぞれ子どもの悩みってあると思うんです。そんな悩みの中でうちの子の不得意な部分は手助けしてくれる居場所があるということ。

親以外に、関わりあってくれるところがあるなんてなんてラッキーなんだろう。と、今は思います!

いいところを伸ばしていって、苦手なところもカバーしていければ最強じゃん!!!みたいな。また、私自身、このことをきっかけに息子の生活習慣や食事など改善方法を勉強したり、病院で教えてもらったりして改め直すことができてよかったです。

そういったことも含め、また経過報告できたらな、と思います。ほんと長々と失礼しました。

子育てって大変。後悔ばかり。でもまた改め直せばいい!お子さんとの笑顔の時間が増えますように。

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Maiさん

一回り年上の旦那、6歳、4歳、0歳のやんちゃな息子&娘&ベビーとわちゃわちゃ過ごしている育休中のワーママです!
子育てにまつわる事をメインに、プチプラ、便利グッズ、美容、ファッション等、幅広~くお伝えしていきたいと思います。

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