/ 2021.10.07

皆様こんにちは!チョビベリーです。私は時々ひろゆきさん(西村博之)の本を買って読むのですが、最近はめずらしく子育てについて書いた本『僕が親ならこう育てるね』を出版されたとのことでさっそく購入。そこに面白いことが書かれていたのでシェアします!

満点よりも「早く70点がとれる」子どもに育つ方がいい

 「いまの時代、ある程度のクオリティで早く仕事をこなす能力は才能のひとつであり、それができる人は重宝されます。

 これは、社会に出たことのない先生が授業をしている学校教育では教えることは難しく、親が補充して教えるしかありません。

 そのためには、子どもがある程度のクオリティで早く勉強をこなした場合にも叱らずに、褒めてあげるとよいと思うのです。」
(『僕が親ならこう育てるね』本文P78より抜粋)

ひろゆきさんによると、どんどんデータがアップデートされるいまの時代は「完璧にこだわるよりも、スピード感を持って仕事ができる人」が求められるとのこと。

例えば歴史の年号が変わったり、太陽系の惑星が変わったり(「すいきんちかもくどてんかいめい」の冥王星は惑星じゃなくなりました)……と、私たち親の世代といまの子どもたちは覚える内容がだんだん違ってきていますよね。

なので、満点をとることにこだわって時間をかけすぎるよりも、70点くらいを素早くとりつつ「覚えたことが変わることもある」と、物事を柔軟にとらえられる子どもに育つ方がいいのではないでしょうか。

満点にこだわりすぎると「足手まとい」な人間になる!?

ひろゆきさんの著書には、こんな一文もありました。

「もちろん完璧を目指すことが悪いとは言いませんが、完璧を目指して手間をかけると、会社にはむしろ足手まとい、と見なされることも多いのが現実です。(本文P75より抜粋)」

私もライターの仕事をしていたときに体感したのですが、重宝されるのは自分の文章にこだわって締切ギリギリに出す人より、誤字があっても締切の数日前に提出する人。

数日前ならば編集の方針が変わって内容や流れを修正することもできますが、締切ギリギリだとそうもいきません。編集さんとスムーズに仕事を進めるために、一言一句にこだわるよりもスピード感を重視していました。

その甲斐もあり、提出先に「早い対応ありがとうございます!」と感謝されるようになった私。ただ、書いた文章をほとんど見直さないという悪いクセはついてしまいましたが…。完璧に早く仕上げるのは、大人でも難しいことですよね。

本の印税は児童養護施設に寄付される

普段はメルカリで本を買う私ですが、この本に関しては正規の価格で購入。そのワケは、ひろゆきさんが印税を児童養護施設にパソコンを寄付するための費用に充てることを知ったからです。

ひろゆきさんの子育て論はあくまでも一意見として受け止めるつもりですが、上から目線で発言する口だけの人ではなく、実際に子どものために自腹を切って活動されるひろゆきさんのことは応援していきたいと思います。

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チョビベリーさん

1982年生まれ。芸大卒で柔道初段、極真空手2級、ボクシング歴6年の普通のOL。本業は編集で4歳と2歳の娘のママ。趣味は空手と読書とテレビ観賞。特技は速読とダメ出し。Instagramで連絡帳の絵日記を更新中。

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