園でインフルエンザ大流行

12月下旬、年長さんの長男の園ではインフルエンザが大流行。11月にインフルエンザ予防接種は接種済みでしたが、ある日の夜、39度近くまで発熱し、翌朝ぐったりした息子を連れてかかりつけの小児科で検査をするとやはりインフルエンザでした(長男 初インフルエンザでした)。その時、小児科の先生から薬について提案がありました。

タミフル内服か吸入かの2択

先生から提案されたのは「タミフル内服を5日間内服するか、6歳なのでイナビル吸入もできますよ?イナビルは1回吸入で終わるけれど、どちらにしますか?」とのことでした。

私も過去にインフルエンザにかかった時に吸入し、すぐ楽になった記憶があったことと、息子に薬を飲ませるのも粉薬は手間がかかるので「吸入でお願いします!!!」とお願いしました。

先生からは「イナビルよく効くと思いますよ、今日吸入したら明日には熱が下がると思います」と聞き、もう6歳だから吸入を選べるなんて良かった良かった。今日1日看病頑張るぞ!と意気込みました。

20分後、1回目の後悔

小児科でイナビルの処方箋をもらい、すぐに薬局へ向かいました。そこで、薬剤師さんから、「おうちで吸入しますか?ここ(薬局)で吸入しますか?」と聞かれ、使い方など薬剤師さんが居てくれたら安心だと思ったので、薬局で吸入することにしました。

15分程待ったあと、薬剤師さんがイナビルを準備して息子の元に来てくださいました。薬剤師さんから説明されたのは
1.2回に分けて一気にお薬を吸入しなければならない
2.吸う前は深呼吸して息を吐いて前かがみになって吸う
ということでした。

息子も最近はだいぶいしっかりしてるし余裕だろうと思いきや…全くだめでした。高熱でしんどいやら、気持ち悪いやらで機嫌が最悪だったのでコンディションがいつもと全く違ったのです。

もうお薬を吸えるように薬剤師さんがセットしてくれているのに「嫌だ!怖い怖い!」と泣き叫び出し、全然吸ってくれないのです…。

息子を説得すること15分

私も超焦って、「このお薬吸うだけだよ?」「お薬頑張ったらしんどいの早く良くなるよ!!」など、声かけまくり、薬剤師さんまで「このお薬吸えたらかっこいいよー」など必死に説得しましたが、「無理!無理!」と泣きまくりカオスな状態に。

吸い終わった後、すぐに飲み物を飲んでOKとのことで「終わったらジュースをあげるから!」と話し、15分くらい経過して息子も泣きながらやっと吸ってくれたのですが、深呼吸もいつもならできるのに、全然してくれないし、前かがみにもなってくれない。

そして最大の難関。「一気に吸う」という場面に関しては途中で、ブハッと吐いてしまい、白い粉が舞っておりました。一気に吸わなかったので、味を感じてしまい「苦い!苦い!」と泣き出し、苦いと認識したので、残りの吸入も2回目の吸入も、本当に大惨事になりました。薬剤師さんも白目になっていたような気がします…。

私もついに「こんな吸い方で効果あるのでしょうか」と薬剤師さんに聞いたところ「粉は全部なくなっているので吸えたと信じたいです」との回答でした…。

吸入がこんなに大変だとは思わなかった

小児科の先生に1回で終わるイナビル吸入かタミフル内服かで、絶対吸入が楽に決まってると思いきや…。せっかくの薬を無駄にしたような気がして、さらには6歳でだいぶしっかりしてるし、吸うなんてもうできるだろうと思いきや高熱で辛い時に難しかったな、といろいろと後悔しました。

もちろん、その子にもよると思いますが、これからもしお子さんがインフルエンザにかかった時は、いつもと違うコンディションで初めての吸入がスムーズにできるか少し考えた方が良いかもしれません。

翌朝には解熱!!!

帰宅後から翌朝まで副作用なのか熱以外にも嘔吐や下痢の症状も出て散々でしたが、翌朝には解熱し、機嫌も良くなりました。良かった、あの怪しい吸入で効果があったんだ!頑張って良かったと安堵しました。

5日後に再び発熱

解熱してからは嘔吐も落ち着き、食欲も少しずつ出てきたのですが1日の中で何度か「しんどい時間」があり、すっきり回復はしないなぁと思っていたのですが、吸入してから5日目に38度の発熱が…。私はパニックです。なぜ?なぜ?!また何か違うウィルスなの?

再びかかりつけの小児科に行きましたが、「おなかの風邪かな?あと3日様子を見てください」とのことで検査もせず、新たな薬ももらえず。また3日間追加で自宅療養になりました。

かかりつけの耳鼻科で2回目の後悔

翌朝また、熱は下がっていたものの、耳が痛いと言い出したので今度はかかりつけの耳鼻科に連れて行きました。そこで先生から言われたのは「イナビルうまく吸えてなくて治りきらなかったのかもしれないね。まだ年長さんには難しいから、タミフル内服を出す先生が多いんだけど…」と言われました(がーん。もちろん絶対そうとも言えないと思いますが)。

ここで私はイナビル吸入を選んだことをまたもや後悔しました。今回の長男初のインフルエンザでいろいろなことを学びました。

主人→私とインフルエンザに感染しました

息子がインフルエンザになって主人、私と順番に感染しました。主人はタミフル内服でしたが、2日間程熱でダウンしていました。

私は体に異変を感じて直ぐに病院で検査をし、その場でイナビルを吸入したのですが、夕方熱が上がったものの日付が変わる頃には熱も関節痛からも解放され、私個人としてはイナビルはしっかり吸えば、効果が早いと感じましたが、先生が言うには、タミフルもイナビルも効果は一緒なんだとか…。

ちなみに1歳次男は私が受診した時に一緒に検査すると、陰性だったのですが予防としてタミフル内服を処方してもらえたので、幸い、発症することはありませんでした。予防として処方してもらえたことは本当に助かりました。1歳がインフルエンザも辛いですもんね。

長男のイナビル吸入も次男の予防タミフルも、大人のタミフルとイナビル吸入も、今回いろいろと学びました。人によっても医者によっても違うと思いますが、現在インフルエンザも流行中なので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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高沢 美里さん

鬼嫁にビビる旦那さんと1歳、6歳の男の子の母です! ベンチャー企業の創業メンバーにジョインし初のリモートワークで人事労務を担当。ママも仕事も 『私』も大切に!

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