子育てを通して世知辛い世の中だと痛感した出来事

公園で遊ぶこともはばかれる何とも世知辛い世の中になったものだ

先日、年長の三女が「今日保育園で公園に行ったら、突然窓から『仕事中だから静かに！』と言われてその公園で遊べなかったの。」と残念そうに教えてくれました。

保育園生活も残りわずか。無事卒園式も終えたので、先生方も子どもたちの大好きなお散歩に連れて行ってくださっている毎日。そんな楽しみにしていた公園に行った矢先にピシャリと言われた一言に胸が痛みました。

翌日、先生に「公園での出来事、〇〇（←三女の名前）から聞きました。先生方も大変でしたね。」と声をかけると、「そうなんです。」

子どもたちと公園に着くと毎回、必ず一人が子どもたちを静かに待機させて、その間にもう一人が安全確認の為に公園の見回りを行っています。

その見回りの最中に言われたもので、まだ遊ぶ前だったので、すぐに謝罪しました。

子どもたちには「お仕事をしている人、具合が悪くて家で休んでいる人、赤ちゃんをやっと寝かせてホッと一息ついているお母さん、色々な人がお家にいるので公園では遊べないこともあります。

なので、今日は別の公園で遊びましょうね。」と声かけし、別の公園に向かったそうです。

その話を聞いて先生と思わず「世知辛い世の中になりましたね（泣）」と言ってしまいました。

スーパーでは赤ちゃんを抱っこしていたお母さんにピシャリと一言

子育てを通して感じた世知辛い世の中だと痛感した出来事はまだあります。

以前、まだ生後間もない赤ちゃんを抱っこされて、スーパーでお買い物をしていたお母さんが赤ちゃんがグズりだすと、それを見ていたおじさんが

「うるさい！赤ん坊なんかスーパーに連れてくるな！」とピシャリと言っていたのを思い出しました。

そのお母さんは「申し訳ありません。」と萎縮し、謝罪され、そそくさとレジを済まし、スーパーを後にしました。

人にはそれぞれ事情があると思うので、ピシャリと言ったおじさんはもしかしたら、体調不良で赤ちゃんの泣き声に敏感になっていたのかもしれません・・・。

にしてもそんな強く言わなくても。

子育てするには世知辛い世の中になってしまったのか・・・

今回の公園といい、以前のスーパーでの出来事といい、子育てするには世知辛い世の中になっしまったのかと何とも複雑な気持ちになりました。

少子化問題の理由、こんな所にもあるのかもしれない・・・と身に染みて感じる出来事なのでした。