「もっとお魚を食べて欲しくて」エコなお魚サブスクを試してみた感想

こんにちは、看護師ママのきりぬきです。みなさんはお魚って家庭で子どもに食べさせる習慣がありますか。安価で調理しやすいお肉がメインのおかずになりがちですが、お魚はたんぱく源だけでなく、血液や頭にとてもいい栄養素を含んでいるので、わが家では意識的に食べさせるようにしています。

ただ、スーパーで売っている魚介類って限られていますし、子どもでも食べてくれるようなおかずがいいな思うと、なかなか難しいですよね。そこで、今回はネットで偶然見つけた旬の国産魚の定期便（Fishlle!）を試しに購入＆調理してみたので、調理の手軽さや子どもの反応等レビューしてみたいと思います。

イラのうま塩を使ったアクアパッツァ

お魚は大人の一口大にスライス・味付けされた状態で冷凍で届きます。この魚の名前は聞いたことないなと思うものも多々ありますが、これは国産の未使用魚（規格に合わなかったり希少で出回らず捨てられてしまうお魚）を使っているだけなので特に問題ないと思います。

しかも、味付けに使われている調味料もからだに良さそうな物ばかりで、いい加減な物は使わないこだわりがある印象を受けました。

まず試してみたのがイラのうま塩で、塩味でおいしそうなレシピで思い浮かんだのがアクアパッツァでした。スーパーで購入したプチトマトとセロリ、マッシュルームと値引きのあさりを足してオリーブ油とニンニクチューブ、酒だけで作りました。もともとうま塩って書いてあったので、シンプルな方がいいかなと思って…。

イラってどんな味なのか気になりましたが、パサつきやクセのない白身魚という感じで、カレイや金目鯛の煮付けが好きな3歳次女はかなり気に入ったようでした！家族全員ペロッと完食してもらえると料理する側も嬉しいですし、やる気が出ますよね～♪

シイラの魚醬ガーリックを使ったパッタイ

次に試してみたのがシイラの魚醬ガーリックというミールパック。シイラも魚醬も「？？？」という感じだったのでネットで調べてみると、ハワイ旅行で食べたマヒマヒ＝シイラのことらしく、それをナンプラー風味のタレに漬け込んでいる商品のようでした。

ナンプラーといえばエスニック料理を連想しますが、子どもも食べられそうなエスニックって難しいです。太めの焼きそばの麺を使って、パッタイ風にしてみました。

シイラは軽く身を崩して麺に絡みやすくし、チンゲン菜やにんじん、もやしも加えて具沢山に。今回も味付けはシンプルに、ナンプラーと少しオイスターソースを足して甘めにアレンジしました。

これはビールに合ったようで、夫病みつきでしたね（笑）。シイラはシーチキンのしっとり版みたいな食感で生臭みもなく、子ども達も残さず食べてくれました。大人だけならパクチーとかレモンを添えてもおいしそうです。

ニベの和風カルパッチョを使った包み焼き

カルパッチョくらいは知っていますが、ニベは聞いたことがないお魚なので、またまたネットで調べてからレシピを考えることに。「スズキに似た白身のお魚で、お醤油っぽい和風ドレッシングの味がするのかな？」と想像し、そのままのタレの味付を活かして軽く岩塩を振り、舞茸や玉ねぎとアルミホイルで包み焼きにしました。

普段はホイルで包んで焼くとなると鮭かタラくらいしかバリエーションがないので、食卓に出すとわが家では新メニューのような反応でした。

子ども達に「おいしいから食べてごらん？」と勧めると、「本当だ！」と一気食い。4歳長女はこの味付けが特に気に入ったようで、「これにブロッコリーも入れて、もっと食べたい。」と、おかわりとブロッコリー添えを要望してきました（笑）。食感も少しタレに油が入っていたせいかパサつかず、ポロポロ崩れて食べやすそうでしたよ。

いろいろと試してみた感想

自分では思いつかないような味付けや、スーパーで売っていない旬のお魚を子ども達が抵抗なく食べてくれたのは本当にありがたかったです。家庭での魚料理のレパートリーの幅を拡げるきっかけにもなりました。

ただ、未知のお魚が未知の味付けで届くので、もう少しレシピのヒントが欲しいなと思いました。特に未就学児の場合はお肉もお魚も加熱するのが基本なので、カルパッチョ用のお魚が届いても「過熱しておいしくアレンジするにはどうすればいいんだろう…」と悩んでしまいます。その点だけでも改善してもらえると、子育てママとしては嬉しいポイントだなと思いました。

安いお魚定期便という訳ではないのですが、国産の旬のお魚を厳選してくれるところや、使っている調味料も安心できるものばかりでしたし、何より子どもがきちんと食べてくれるところが良かったです。

毎月はお財布が大変なことになりそうですが、たまにプチ贅沢なおうちごはんを作るときには便利だなと思いました。