女性のためのヨガ講師が伝える「秋に起こりやすい症状と対策」

二十四節気「立秋」

体感としては真夏。まだまだうだるような暑さと湿気を感じやすいですが、ジリジリとした太陽の照り付けは落ち着いてきたように感じます。暑さの中に風のここちよさを感じませんか？

日が暮れてから耳を澄ませると、遠くから秋の虫の音も聴こえ始めています。空を見上げれば、秋の雲もちらほらと見受けられます。自然界では着実に、季節は歩み続けているのですね＾＾

秋に表れやすい身体と心の症状

秋。特に始まりに出やすい症状としては

・梅雨～夏の疲れがどっと出る
・発熱
・胃腸炎、おなかを下す
・口唇のひび割れ、ヘルペス
・胸のつまり、呼吸のしにくさ
・肌荒れ
・風邪症状（頭痛、咳など）
・気落ち（日照時間が減ることで起きやすいといわれています）

特に今は、子どもの夏休みや帰省に加え、子ども自身も不調が出やすい時期でもあります。「気の張ること」や「責任」がいつも以上に肩に乗っていませんか？不快な症状は気持ちまで不調になるものです。

でも。どんな時も必ず、身体は心や環境に反応し味方をしてくれています。それが「不調」という形で表れているのです。

対策と予防

実りの秋。夏休みを伸び伸びと、家族との時間や自分自身を穏やかに楽しめますように。

生活習慣の見直しをおすすめします。
・アイスコーヒーをがぶ飲みしていませんか？
・寝る前にSNSチェックに没頭していませんか？

何事も「ほどよく」が大切。そんなことはわかっていても、子育てをしているとなかなかそうもいきませんよね。すぐにできる対策をお伝えします。

・首回し
・肩回し（肩甲骨からゆっくりと）
・身体の回旋

全てポイントは「ゆっくり、じっくりと行うこと」メキメキと詰まりが剥がれるような感覚、突っ張りなどを感じながら行ってみてください。

夏の疲れや身体にこもる熱を発汗して排出、全身に潤いを与えてくれるので乾燥や風邪予防にもなります。