死者の日って知っていますか?

死者の日って知っていますか?英語だとDay of the Dead といいます。メキシコの伝統的な風習で、死者を思い出し感謝し、生きる喜びを分かち合う日です。家族が集まり、個人への思いを語り合う日で、毎年11月1日と2日に祝われます。

日本のお盆のような習慣ですが、装飾グッズがとてもカラフルで印象的で日本にはないものが多く、ついいろいろと買ってしまいました。最初は何も知らずに買っていたのですが、映画『リメンバー・ミー』を見て、ますます興味が湧き、調べてみるとすごくいい風習だなと感じました。

ハロウィーンと同じ時期なので、ハロウィーンコーナーの横くらいに少しだけあるのですが、こういう配色、なかなか日本では見ないですよね?

日本のお盆との違い

マリーゴールドを使って祭壇を飾るので、祭壇の周りはオレンジ色に。日本の仏花と比べて、カラフルできれいでぬくもりに溢れています。11月1日が子どもの魂、2日は大人の魂が戻る日といわれ、供え物がチョコレートなどのお菓子から、お酒に変わっていくのも面白いです。

日本のお盆と近い風習ですが、楽しく明るく祝うというのが特徴で、死者と楽しく笑って過ごすというのもいいなと思いました。

日本に帰って取り入れてみたいこと

日本人の私にとってはお盆は厳粛に過ごすというイメージだったので、とても面白く感じ、日本でも少し意識してみようかと思いました。故人を思うことはすごく大事ですが、まずは自分も楽しく迎えるという考えも大事だなと思いました。それが、故人にとってもいいことであると死者の日の文化を知って改めて感じました。

このように海外には日本と違う風習があり、知るとまた少し違った目線で見られるのが海外生活の面白い点だと気がつきました。

海外には日本と違う風習がたくさんあり、知ると視点が変わったりするので面白いです!

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
精神科ママ ボッチさん 現役精神科医ママ!密な年齢差の子育て奮闘中です

精神科医です。以前は病院勤務をしていましたが、密な年齢差の子育て真っ最中で病院勤務が難しく、働き方改革を実施。今は企業の産業医をしながら、子育て支援のコラムを定期的に執筆中。医学博士、精神保健指定医、精神科専門医、産業医を習得済み。ママが元気でいることが、子どもの元気に繋がると思っています。

精神科ママ ボッチさんの記事一覧 v-right