まずは家計を見直しましょう!

はじめまして、「いとま」と申します。東京で教員をしており、妻と7歳と3歳の男の子の4人家族です。30代前半までは投資の「と」の字も知らない浪費家でした。貯金は120万円。結婚するときに妻に心配され結婚を躊躇されたくらいです。

コロナ禍をきっかけに投資の勉強をして「つみたてNISA」を始め、FP3級もとりました。浪費体質が劇的に改善されて毎月黒字の家計になってきたこともあり(この辺は今後の記事で)、追加の投資信託、個別株にも投資し4年ほど経とうとしています。

投資経験は浅いですがその分、これからはじめようと思っている人や不安に思っている人の気持ちに共感できます。またこの4年だけでも資産が増えました。(投資×節約の合わせ技です)みなさんに参考にしてもらえる経験やコツを惜しみなく発信していきますので、よろしくお願いします。

では、本題に戻ります

投資=「大きなお金が必要」、大きく利益を出すもの(または損をしてしまうもの)」という考えをもっていませんか?子育て世帯は子どもの成長や教育にかかる費用、生活費など、急な資金ニーズが発生します。NISAは将来の資産形成を目的としており、このような急な資金ニーズに対応する手段ではありません。

投資の知識はある程度ありますか?

【人の誘いをうまく断れない】
人にすすめられるがままにものを買ったり契約したりしたことがある人のことです。このテーマでいうと、銀行の窓口に証券口座開設の相談に行き、高い手数料の投資商品を買ってしまうことです。銀行員の人件費がそこに入っていると考えてみてください。ネット証券がおすすめです。自分で調べるクセもつきます。

【ネットの噂を信じてしまう】
情報源はSNSやネットニュース。「バズっている=本当のこと」とは限りません。無責任な人が発しているニュース、それをコピーしただけのニュース。そういうものがたくさんあります。一時、米国株を買おうという記事があふれていました。まったくの嘘ではありませんが、その後一気に見なくなりました。参考にすることは大切。ただ自分で、何がどうしてそうなるのかを考えることも大切です。

【関連の本を読んだことがない】
本はネットニュースより情報のスピード、鮮度は落ちますが正確性があり普遍的な内容のものが多いです。いろいろな人の校閲も入っているからです。ですから関連の本を少なくとも5冊以上読み、そこに共通で書かれていることは信じてもよい情報かと思います。このように情報収集をすることで上記の2点も回避することができます。

GOサイン → 普段からその商品(ものやサービス)を買った理由を説明することができる。また、それに納得している。

毎月の収支が赤字ではありませんか?

【月に2回以上ATMでお金をおろしてしまう】
お金が貯まる人はキャッシュレスです。キャッシュレスだと使いすぎてしまうというのは言い訳で、そういう人は現金でも使いすぎてしまうし、月の内訳を把握できていません。毎月のお金の出どころを把握できるようにすることが先です。

【お金が余ったら貯金しよう思っている】
この考えで、毎月お金が余ることはないと思っています…。

【ボーナスで補填すれば良いと思っている】
ボーナスをアテにした家計管理はおすすめしません。あくまでもボーナスはその名のとおりボーナス。それなしでうまくやることを考えましょう。

GOサイン → 先取り貯金が習慣化して毎月黒字であり、3~6カ月分の生活費が口座に残っている。NISAの「つみたて投資枠」は決まった日に投資商品を自動で購入する設定です。まずはこの「先取り貯金」の生活に変えてからNISAの開始を検討しましょう。

投資で大儲け!と思っていませんか?

【短期で利益を出すものと思っている】
20年以上かけて付き合っていくもの。これまでのつみたてNISAも20年が満期でした。世界経済は成長するといわれていても、直近5年のサイクルではマイナスになるというデータがあります。コロナや戦争、経済危機など。しかしそこから回復するのも株式相場。30年間続けている人は、9割以上がプラスになっているデータもあります。

【投資は大金を動かすものと思っている】
PayPay証券なら1株の値段ではなく「1000円」から投資できるので手軽です。ただしその1000円がすぐに2000円になる、ということはありません。

【ギャンブル的要素を期待している】
デイトレードなどはその日の値幅、スイングトレードは2~3週間の値幅で利益を出すものですが、これは素人ができるものではありません。ギャンブルではないのでゆっくり気長につきあうものです。また売買を繰り返すと年間240万の枠はすぐになくなってしまいます。NISAは短期売買をするためのものではないのです。

GOサイン → 値動きを気にしない程度の現金と心の余裕がある。「下がったときこそ投資を継続」ということを知っている。

準備が整ってからでもOK!

同じ投資商品を扱っている「iDeCo」からはじめても良いでしょう。(iDeCoの説明は割愛します)

以上のような理由から、子育て世帯が今すぐにNISAを始めなくても良い場合もあります。具体的な状況や目標に応じて家族で検討することが重要です。

コツコツが勝つコツ!焦らずゆっくり。

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いとまさん 大人こそ勉強、挑戦です!

東京在住|男児2人(7歳、3歳)と妻の4人家族|英語教員|司書教諭|
FP3級|整理収納アドバイザー1級の勉強中!| 自分時間を1時間増やす片付けや時短、月3万円を貯める節約の実践を発信します。

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