/ 2021.04.19

悩める産前産後の髪形事情。決め方は?

産前産後、髪の毛はどうしていますか?

産後、ママはなかなか美容院には行けなくなります。赤ちゃんの世話に追われ、なかなか時間が取れないからです。母乳で育てているママは赤ちゃんを預けて外出、ということ自体なかなか難しいと思います。

気づいたら髪の毛が伸びっぱなしでボサボサ、カラーの部分がプリン状態、ということもあります。さらに追い打ちをかける産後の抜け毛でボリュームダウンしてしまうこともあります。

妊娠中に美容院へ行き、産後にも対応した髪形にすることをおすすめします。

では、「産後にも対応した髪形」とはどんな髪形でしょうか。以下をチェックしてみてください。

(1)いつもはどのような髪形にしているか。
妊娠中、思い切ってイメチェン!と考えている人もいるかと思いますが、基本的には慣れた髪形が一番楽です。なぜかというと髪形にはメリット、デメリットが存在します。

例えばロングだと女性らしくてアレンジしやすい、というメリットもありますが、乾かすのに時間がかかるというデメリットがあります。

一方ショートは乾かす時間が短くて済む、というメリットがありますが、寝癖が付きやすいというデメリットがあります。

ずーっとロングにしていたのにベリーショートにしてしまうと、自分の髪の毛のクセに気づいたり、お手入れの違いに戸惑って、楽な髪形にしたつもりが逆に大変な髪形にしてしまった、ということになりかねないのです。

今まで髪形に大きな変化を持たせたことのない人は、そのままの長さにして整える程度にしておくことをおすすめします。

(2)カラーをするなら色や入れ方に注意。
明るいカラーにすると、ほぼ100%プリンになります。こまめに美容院へ行けそうにないのであれば、暗めのダークカラーに。

もしくは、髪の毛が伸びてもおしゃれに見えるよう、毛先だけに明るい色をいれたグラデーションカラーもおすすめです。あとは伸びてもプリンの部分が目立ちにくい襟足部分のインナーカラーも良さそうです。

(3)産後髪の毛にかける時間はあるか
これもなかなか重要事項です。私は自他ともに認めるズボラですし、自分の髪の毛にかける時間はほぼ皆無です。ブローやセットはもちろん、アイロンなんてとんでもない!

髪の毛を乾かすだけでまとまるような「ラク」で「ちゃんとして見える」髪形であることが大事です。なので美容師さんにも「しばらく伸びてもきちんと見える髪形」をオーダーします。

しかし、今まで髪の毛をセットすることが生活の一部になっている人にとってはアイロンをかけることもさほど時間もかからず面倒なことではないと思います。

赤ちゃんが産まれたら自分のことに手が回らなそう、と考える方は伸びてもきちんと見えてお手入れが簡単な髪形を美容師さんに相談してみてください。

以上3点をよく考えてから美容院へ行ってみてください。

私は3回出産を経験しておりますが、3回とも違う髪形をしておりました。その体験談をお話ししたいと思います。

一人目の髪形「ミディアムロング」

長さ:ミディアムロング
前髪の長さ:眉にかかるくらい
カラー:ブラウン
切った時期:出産前日
おすすめ度:★★☆

一人目のときはつわりが終わった頃にカットして、それをそのまま伸ばしていました。肩より少し長いくらいのミディアムロングです。

臨月で出産予定日一週間前に美容室に行ったのですが、結果的に出産が早まったので出産前日のカットとなりました。

しばらく美容院はいけないだろうから、と整えるつもりで、カラーも普通のブラウンをいれました。カットとカラーで長時間座っていたのは正直きつかったです。

産後どうなったかというと、前髪が非常に邪魔でした。耳にもかけられず、おむつ替えや授乳で下を向くたびに目にかかり、うっとうしくて仕方がなかったです。

眼鏡をかけるとフレームのところで不自然にはねてしまったり、どうにもなりませんでした。

産後は抜け毛も目立ち、毛が長いので排水溝にごそっと詰まっていたり、床掃除のたびに大量の髪の毛が集まりました。

外出するときはピンで留めたり、編み込んだり、無理矢理お団子でひとまとめにしてみたり、ヘアバンドをしたりと工夫が必要でした。

二人目の髪形「オンザ眉&ボブ」

長さ:肩につくくらいのボブ
前髪の長さ:眉上
カラー:なし
切った時期:妊娠9カ月
おすすめ度:★★★

一人目を教訓にし、前髪は短くしようと決めていました。結果、この判断は大正解!

下を向いても邪魔にならず、視界もクリアで最高でした。後ろの髪もひとまとめにできたので本当に楽ちんでした。

しいて言うなら臨月に入ってからのカットでもよかったなということ。9カ月で切ってしまったので、お宮参りのころには前髪が伸びてしまい、なんとも微妙な前髪での家族写真となりました。

産後は抜け毛はあったものの、前回ほどではありませんでした。外出するときはシュシュだけ、もしくはひとまとめに縛ってヘアバンドだけでしっかりまとまりました。

3人目の髪形「ベリーショート」

長さ:ベリーショート
前髪の長さ:眉にかかるくらい
カラー:ダークブラウン
切った時期:妊娠8カ月
おすすめ度:★☆☆

二人目出産以降、前髪を伸ばし続けワンレンショートボブをずっと貫いていました。ですが、髪の毛切りたい欲に負け「思い切ってイメチェン!」と前髪も何もかもバッサリと切りました。

結果、非常に苦労しております。

寝癖はしょっちゅう付き、今までは朝起きてとかすだけでOKだったところに寝癖直しのブローをしなくてはならなくなりました。あまりにひどいときは朝、シャワーをしないと取れないほどでした。

子どもは2人。手がかかる上に自分にも手がかかり、イライラが爆発!髪を縛ることもできず、セットにこんなに時間がかかるとは思いませんでした。

夜のお風呂上がり、タオルドライで半分は乾くのですが、ここでしっかり乾かさないと朝の寝癖に繋がるため、結果的に時短にはなりませんでした。

カラーは地毛に近い暗いブラウンですので、プリンになったりほとんど目立つことはありません。伸びた今もまとまらず、今は伸びるのをひたすら待っています。産後の抜け毛は、毛が短いからか、そんなに目立ってはいません。

結論!縛れる長さの「ボブ」。前髪はオン眉またはワンレン!

結論から申し上げて、一番楽な髪形は「ボブ」です。洗うのも乾かすのもロングに比べれば楽、外出も縛るだけでOKなので楽です。

前髪は思い切って短くするか、耳にかかるくらいまで伸びた長さがベストです。

とにかく新生児はおむつ替えや授乳で下を向くのでとにかく邪魔にならないことを第一です。妊娠後期にこの髪形にしておけば産後の育児は乗り切れます。

妊娠中は「切ってさっぱりしたい!」という気持ちも強いかと思いますが、育児も産後の抜け毛も落ち着いたときに好きな髪形にした方が後悔は断然少ないです!いろんな髪型を体験した私が保証します。

産後は体も心も不安定な時期です。少しでもかかるストレスを減らすためにも、楽ちんな髪形にして楽しく育児をしていきましょう。

産後の髪形で悩んだらボブ一択!

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まめ子さん

IT系ワーママ。甘いものとお笑いとロックが大好き。そっくりすぎる6歳、3歳、1歳の3姉弟と毎日お祭り騒ぎです。ワンオペ育児で肝っ玉母ちゃん化。夢は家族でフェスに参戦すること!

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