/ 2019.02.23

期待リターンなんて分からない!

こんにちは。ことさくらです。今日はちょっとチャレンジです。

投資のリターンは何%がいいなんて、そんなこと言いようがありません。もちろん。リスクの高い資産ならリターンも高くなりますし、その逆もあります。その人がどのくらいリスクを取れるかによります。そうなんですけど。

例えば、ネットで「資産形成シミュレーション」みたいなフォームがあって、投資額、投資期間、期待するリターンを入力すると、どのくらいの資産になるか計算できたりします。

その時、期待するリターンって入力できますか?私はちんぷんかんぷんでした。少なくとも5年くらい前までは。

でも投資をしている方なら、過去のリターンが○%くらいなら投資しよう、みたいな目安があるのではないかな、と思います。

そこで、投資初級者の私の感覚を共有させてもらえればと思いました。あくまで、株や債券の投資信託にしか投資をしていない私の、個人的な感覚です。突っ込みどころ満載のはずですが、お許しを。

3%より上か下かで印象が違う

まずはざっくりと、年率リターンで3%が一つの目安かな、と思います。

国内外の債券と株式に分散投資して、長期で積立投資していれば、3%のリターンは達成できそうなイメージがあります。ちなみに、長期と言えば10年以上を指すことが多いですが、もうちょっと長い期間を想定しています。20年とか、30年とか。

2%のリターンと言われると、もう一声欲しくなります。でも、債券に投資している割合が高くて、保守的な運用を目指すなら、そのくらいかな。4%のリターンと言われると、ちょっと高いゴールだなぁ、と。達成するには、ちょっと無理する必要がでてきそうです。

そして、私の感覚としては、国内株式に投資するなら5%くらい。海外株式なら7%もあるかな、と思います。ただ、変動も激しそう。覚悟を決めて、大きく下落した時も淡々と積立投資を続けていくことが大事。

年金を運用している機関でも年率3%前後のリターンになっている

素人感覚だけだと怖いので、裏付けっぽいものをつけておきます。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)という長い名前の機関があります。みなさんの年金を運用しています。国民の大事なお金を運用しているので、参考にできるかな、と思います。そのホームページを開くと、運用状況が見られます。

2001年4月から2018年12月までで、平均収益率は年率2.73%。運用している資産が150兆円くらいある中、この期間で56.7兆円の収益が得られています。

※GPIFホームページより抜粋

ちなみに2018年末は世界的に株価が下落したこともあり、リターンは悪化しました。2017年3月までであれば年率3.12%です。過去はこうだった、ということで、将来必ずしも同じ結果になるとは限りませんが。まあ、このくらいのリターンが基本となるのかな、と思います。

ちなみに投資割合は、こんな感じ。

※GPIFホームページより作成

まずは始めてみるのが大事

ここまで書いてきて、ふと不安になりました。まだ投資を始めていない方にとっては、こんなに数字ばっかりで難しい!と思われたのではないかと。

ただ、金融商品を検討する時は、リターンって一番注目するところなので、ある程度の目安があるといいのではないかな、と書きました。

運用していく中で、自分なりの感覚が養われていくので、まずは小さくても始めてみることだと思います。

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ことさくらさん

40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。

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