2019.03.20
大学院入学と転職で選択に迷った時に出会った言葉
こんにちは。ことさくらです。
私が大きな決断をする時に決めていることがあります。それは「最良の結果が待つ方を選ぶ」ということです。
30歳前半の頃のことです。行きたい社会人大学院を見つけ、同じ時期に今の会社からの採用試験の誘いがありました。とりあえず大学院の願書提出期限が迫っていたので、慌てて準備をして提出し、にわか勉強で受験に臨みました。結果、無事合格できました。
さて、次の期限は授業料の払い込み。入学するにはお金を払うことを決めないといけません。どうするか。
実はその時に勤めていた会社は、まもなく辞めるつもりでした。大学院に入り、採用試験にも受かれば、一番良い結果です。でも大学院に入った上で、採用試験に落ちてしまったら、私は無職なので授業料は払えなくなります。
大学院に入るのをやめれば、採用試験の結果がどうあれ、お金の無駄はありません。ただ、仮に採用試験に合格した時、大学院に行っていないと、業務をする上で知識が足りない可能性がありました。
そんな時に出会ったのが、「最良の結果が待つ方を選ぶ」という考え方です。
「絶対に最高の結果を取りに行く」という覚悟で決断する
記憶が定かではないのですが、漫画家さんのエッセイだったような気がします。
成功すれば最高だけど、大きな失敗もある選択肢Aと、どちらにせよそこそこの結果になる選択肢Bがあるなら、自分は必ず選択肢Aを選ぶ、ということが書かれていました。ポイントは「失敗してもいい」ではなく、「絶対に最高の結果を取りに行く」という覚悟です。
新卒の就活で何十社も落ちまくった経験が体に染み込んでいるので、採用試験に対して楽観的になるのは、かなり難しかったです。でも、えいっと大学院の授業料を振り込みました。そうしたら、採用試験合格の連絡が来たのです。
時はリーマンショック前夜。今の会社から合格通知が来なければ、大不況の中で、路頭に迷っていたかもしれません。夫とは大学院で出会ったので、結婚もしていなければ、子ども達とも会えませんでした。これを書いている私を、少し離れたところでじーっと見ている猫たちとも。そう考えると、ちょっと背筋が寒くなる感じがします。
運が良かった、と言えばそれまでです。でもやっぱり、失敗する方を考えなくていいんじゃないかと思ってます。
決める時は、最高の結果の方だけ見て、それを選ぶ。これからもそうしていきたいです。
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ことさくらさん
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40代ワーママが目指すシンプルライフ。ズボラでも気持ちのいい暮らし、身を粉にせずに成果を出す仕事が目標です。お金についても考えていきます。夫、5歳の息子、2歳の娘、猫2匹との暮らし。カープファン。