/ 2019.04.10

「遠城寺式発達検査表」って?

子どもの発達って、気になりますよね。

超早産で生れた息子は、1歳からリハビリ病院に通って、定期的に発達検査を受けてきました。どういったものかと言いますと、こちら。

「遠城寺式・乳幼児分析的発達検査表(九大小児科改訂版)」

縦軸は月齢。横軸は、運動、社会性、言語の3分野に分かれて、検査項目が並んでいます。それぞれの月齢における、乳幼児の発達が把握できるようになっています。

発達検査って、専門病院で1日がかりで受けるイメージですが、そんなことはありません。まだ言葉もしゃべれない赤ちゃんの代わりに、親が〇をつけるだけ。10分ほどで終わります。

下から上へ向かって、徐々に難しい課題が並んでいるので、下から順に、子供が現在できるものに〇をつけていきます。できないことはバツ、あと少しでできることに△をつけます。

△印が、次の課題です。そう、次の課題が見えやすくなるのです。

「じゃあ今度は片足ケンケン、やってみよう」息子の課題が一目瞭然!

我が子の成長を促す為に、今、何をさせたら良いか、どのママも悩むことだと思います。他の子と比べずに、ちょっと前の子どもと比べて、出来るようになったことにだけ注視する。頭ではわかっていても、難しいですよね。

そんなとき、この表があれば、3か月前の息子と、今の息子を客観的に比べることができます。子どもの得意、不得意。次の課題は何かなど、ある程度、予測がつくのです。

ちなみに息子の過去の記録がこちら。

2歳2か月の頃。

見にくいと思いますが、一番左の軸が年齢なので、2:0と2:3の間くらいが2歳2か月。

赤いラインがそのまま横に延びれば平均的ですが、すさまじい凸凹っぷり。いや、凹しかない。運動面は年齢相応で、言葉が極端に苦手だったことがよくわかります。

ですが、一番上の赤いライン。3歳1か月、3:0の軸を見ると、1年で驚異的に伸びました。

現在、4歳4か月。

こちらは1枚目と同じ画像です。4歳4か月になった息子の、最新の結果。かなり追いついてきましたよ。

運動面では片足ケンケンやスキップ。手先の運動は、紙飛行機を折ったり、ハサミを使ったり。基本習慣ではお風呂で体を洗う。対人関係では友達と協力して遊ぶなどが課題です。

特別なことはしていませんが、遊びの中で、意識的になわとびや折り紙に誘ったりしています。

月齢ごとの目安があるので、遅いと心配になりますが、気にしすぎは禁物。伸びるときはグンと伸びます。働きかけの目安として、使うのもいいかもしれません。

遠城寺式発達検査表の縦軸は4歳8か月まで。もうすぐ卒業ですが、長い間お世話になった発達検査表でした。

次に取り組むべき課題と、子どもの成長ぶりを確認することができます!

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みずちさん

発達凸凹のある5才息子がいます。仕事を辞めて、幼稚園ママデビューいたしました。ゆるっと就活しながら、子育てや就学先について考えていきたいです。

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