/ 2019.04.15

異変は突然やってきた。

以前にケアンズでの楽しい旅行記をアップしましたが、実は到着初日にアクシデントがありました。

息子の体が、、、なんだか熱い。日本出発したときは超元気で「今回も体調万全で旅行来れたわ~♪」なんて思ってたのに!

眠たい子どもの体温が温かくなってるだけよ、、と願いながら、旅行先でずっと看病なんて勘弁してー(汗)と焦りながら、ホテル到着。ケアンズ早朝着の便だったけど、たまたまアーリーチェックインできるホテルを選んでたんです。

いつもだったらアーリーチェックインなんてせず、初日から観光にでかけるのに!虫の知らせだったのかも。

というわけで、部屋に入って早々体温を測ると『38.5℃』。あぁ、これは…微熱のレベルじゃないよね…。この時点では発熱以外に症状はなかったので「様子見」を選択。機内泊だったので疲れを取るためにも、お昼までみんなで就寝。

そしてお昼の12時頃。息子の体はさらに熱くなっていて、体温は『40.0℃』!!かなりしんどいのか、泣き喚き始めた息子。

こんな時の強い味方『海外旅行保険』

子連れでの海外旅行はかれこれ10回以上なのですが、病気で保険のお世話になるのは今回初。

契約確認書はプリントアウトして持ってたんだけど、かさばるから邪魔~と思って保険請求の手順が書かれたサポートブックは印刷せず。スマホの小さい画面で必要箇所を追ってくの大変ね…。

【1.保険会社に連絡】
フリーダイヤルで連絡し、日本語スタッフが常駐している病院を教えてもらいました。

【2.病院へ受診】
病院までは、自分で手配。ホテルでタクシーを呼んでもらい、保険会社に指示された病院まで。(交通費も保険対象だからレシートはなくさないで!)

日本語スタッフを指名して状況説明。その後、日本語スタッフから保険会社への手続きやら何やらでちょっと待機。契約確認書をプリントアウトしてたので、それを手渡すだけでわりとスムーズに手続きが完了。ペーパー化も時には大事ね。

診察台に上に寝かされ、医師から聴診・喉・耳をチェックされ(日本の診察と同じ)、診断結果は「ただの風邪」。ひと安心。

オーストラリアでは『高熱=身体を冷やせ!』らしく、服を脱がさせられたことがプチカルチャーショック。医師がいないときはこっそり上着をかける私。

解熱剤だけ処方してもらって診察終了。保険会社と病院が直接請求・支払いをする「キャッシュレス治療」だったので、病院への支払いはゼロ。

【3.帰国後、支払ったものを申請】
病院受診後は、タクシーでホテルに戻って安静。「熱下がれ~!」の念が通じたのか、翌日に解熱!!帰国後に、病院への行き来で使ったタクシー代を申請しました。数日後に指定した銀行口座に振り込まれる予定。

保険加入の大切さを実感した出来事でした。独身の頃は、重要性がわかってなくて未加入で海外に飛び回ってた私。いま思うと何事もなくてホント良かった…。

わが家の場合、大人はクレジットカードに付帯している保険で済ませてますが、子ども達のみ(契約者:親、被保険者:子ども達)ネットで保険加入しています。保険付帯のクレジットカードでも補償内容が良くない場合もあるので、渡航前はチェックが必要ですね。

もしママが妊婦さんなら、ほとんどの保険会社は妊娠に関する治療は対象外だけど、『AIG損保(旧AIU保険会社)』なら22週未満の妊娠に対しては保証されるようです!(その分、他の保険会社よりちょっと割高。)

役に立ったもの、あれば良かったもの、代用できるもの

海外旅行の時、子ども用にわが家が常備してるのは、

□体温計
□鼻水吸い器
□風邪薬
□絆創膏

普段使い慣れている体温計を持参してて良かった!good job, ワタシ。

解熱剤に関しては、私自身が体調を崩したら一番大変なので大人用バファリンは持参してるんですが、自宅にある子ども用解熱剤は冷蔵保存が必要な座薬しかないこともあって持参してませんでした。

今回病院で処方されたのもシロップタイプで長期保存できないタイプだったので、今後の旅行のためにも錠剤タイプ買おうかなー。

熱さまシート代わりとして、ハンカチタオルを濡らして冷蔵庫で冷やして使ってました。

教訓。

息子の発熱に気付いた時点で、もっと早めに行動すればよかったなーと思いました。症状が発熱だけだったし、安静にしてれば治るだろうという判断だったんだけど、(日本だったら病院行かずに丸一日様子を診てたと思う。)

それよりも、保険会社に連絡するのに躊躇しちゃったんですよね。意を決して連絡してみると、すべて日本語でやり取りできるし、何よりも診察後の安心感が違う!

かわいそうだったのは、初日は完全ホテル引きこもりだったので、元気な娘ももれなくホテル引きこもりだったこと。ごめんよー。

iPadに大量にアニメ動画をインストールしてきてたし、秘密基地のような子ども部屋があるファミリールーム(これも虫の知らせか!?)だったので、文句言うことなく過ごしてくれてました。

もう一方の子どもの相手ができないのは母子旅のデメリットやな。

NO 保険、NO 子連れ海外旅行! 

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さいかなさん

フルタイムで働くママ。仕事もバリバリこなしたい!でも家庭も大事にしたい!何を優先すべきか日々模索中。趣味はおでかけ。ヒマさえあれば、旅行ガイドブック読んで脳内トリップ!

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