/ 2019.04.16

過蓋咬合(かがいこうごう)とは何ぞや?

みなさん、春ですね。進級すると身体測定やらいろんな検診がありますが、保育園での歯科検診。結果をドキドキで待っていたのですが、次男3歳の結果「要チェック、過蓋咬合」。

私も初めて見た時は「なんじゃこの4文字熟語」と思いましたが「かがいこうごう」と読みます。

これは噛み合わせが深すぎること、つまり下の前歯が見えないぐらい上の前歯がかぶさっていることだそうです。

実は次男、歯磨きの時に「イー」をさせると上の歯に下の歯が隠れてしまい「下の前歯はどうやって磨いたらいいの?」と日頃から思っていたのでした。

実は長男(5歳)も3歳ぐらいで歯並びでひっかかったこともあり、気にはしていたのですが、長男の場合はここまでひどくはなく、口の中を噛むことが多く歯医者で相談した結果「過蓋咬合気味で口内を噛んでしまうのでは」とのことでした。

その時、このまま治らなければ「矯正」や「装具」等を入れての治療になるという診断を受け、食欲旺盛&イヤイヤ期真っ盛りの息子につける姿を想像して目の前が真っ暗になったものでした。後、数十万もする矯正代も。

ただ、その時に教えてもらったのが、逆に下の歯を出す運動。やり方は、あごをずらして下の歯を前に出す、一言で言うと志村けんさんがバカ殿でやっていた「アイーン」のポーズ。乳幼児の骨格は変わるため、これを毎日やって様子をみようとのこと。

アイーンで長男は矯正や装具装着を回避!

こんな簡単なことで矯正代が消えるのならということで、そこからは夫婦で「アイーン」作戦決行。

当時イヤイヤ期真っ盛りの息子のへそを曲げないよう「バカ殿様」の映像を見せ、次に主人が大げさに「アイーン」。歯並びには何の関係もないけど、手もしっかりつけて「アイーン」。さすが天下の志村けんさんのギャグ。息子は喜んで真似するようになりました。

これをお風呂の最後に、10回やってから出るというのを日課にして、早3年。まもなく6歳になる長男は上下の歯のバランスも良くなり、歯医者さんでもOKのお墨付きをいただきました。

実は「過蓋咬合」の疑いがわかった歯医者ではわりとすぐに「矯正」や「装具」の治療をすすめられていたのですが、念の為、別の歯医者にも行きそこで様子見の判断となったのでした。

これはあくまでうちの場合で子供の症状によって異なるのですが、子供が幼い時期に矯正等をすすめられた場合は、2箇所以上で診てもらうことも大切なのかもしれません。

さて今度は次男。どこまで治るかわかりませんが、長男からさっそくアイーンを伝授され、嬉しそうにやっています。時々保育園で、挨拶代わりに友達のママやパパにもやっているようで「バカ殿知ってるの!」と驚かれています。

志村けんさん、子供にもわかりやすいポーズをありがとう!アイーン!

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nagisaさん

パクチー農家のヨメ。農業からライターまで幅広く活動中。2人の男児のママ。ネイチャー系男子たち(夫も含む)との日々は虫嫌い&文化系ママにはいつも未知との遭遇です。

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