/ 2019.04.24

「責任感ある子」になってほしい!

「責任」というと何だか重々しいですが、「無責任な子になってほしい!」という親は居ないはず。責任感とはちょっと違うかと思いますが、我が家の子育ての最終目標は「精神的・経済的に自立すること」です。

受身・依存ではなく自分で考えて行動して、令和の世を逞しく生きて行ってほしいものです(なんか壮大)。そんな中、ふと手にした育児書にあった「責任感を育てるには」という項目がわかりやすく2歳児でも取り入れやすかったので、紹介します!

「お手伝い当番」で責任感は育たない

そもそも責任感というのは押し付けることが出来ないものだそう。「お手伝いの強制」は子供を従順にし、家庭運営がスムーズになる。けれど、やったやらないで親子で言い争いになったり、子供が「従順だけど言われたことしかできない子」になってしまう可能性も。

ではどうすれば責任感は身につくか?そのポイントは「自分で判断・選択する機会をなるべく沢山持つこと」

子供に選択を任せると自主性が身につく

2歳児に「朝食は何食べたい?」「今日は何着る?」は難しいけど、「飲み物は牛乳とオレンジジュースどっちがいい?」「上着はシャツとパーカーどっちがいい?」等であれば選んでもらう事が出来る。

このような言い方で何が伝わるかというと、子供は自分のことにある程度の責任を持っているということ、自分の人生をかたちづくる決定に参加しているという感覚。そして親の「私たちが多くの選択肢を提供するからあとは自分の責任で選びなさい」というメッセージ。

我が家では毎日着る服(上下+靴下)休日に履く靴(ブーツかスニーカーか)、外出に持ってくミニカー(2個まで)、持ってきた絵本をどこで読むか(ダイニングかリビングか寝室か)など、なるべく色んなことに選択肢を用意して選ばせるようにしてます。

時間はかかるし「えぇ…」と思うような回答をされることもありますが、子供なりに真剣に考えてる様子を見るとその決定は尊重してあげたくなりますね(親バカです!)。

本には「宿題」「お小遣い」「習い事」など、小学生以降に向けた項目も沢山(むしろそっちがメインかと)。今後は子供の成長に合わせて選択肢も増やしていきたいと思います。

参考図書「子どもの話にどんな返事をしてますか?」は世界500万部のロングベストセラー。

今回取り上げた「責任感について」は本文の本当に一部の一部。タイトルの通り、言葉かけひとつ変えるだけで子どもの気持ちや行動は変わりますよ、という内容を色んな事例を交えて解説してます。50年以上前の著作ですが、内容に古さは感じません。

「子供の破壊的・攻撃的な願望も否定はしない」とか「兄弟姉妹を平等に公平にとするのは無駄な努力」とか結構目からウロコ。対象年齢はやはり小学生以上かなとは感じますが、予習も兼ねてかなり参考になりました!

大人も子供も、人生は選択肢の積み重ね。子供のうちから「自分で決定」する経験を積んでいこう!

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ベティ子さん

5歳息子・3歳娘・かわいいネコの3兄妹(?)ママ。スキマ時間にスマホでイラストや漫画を描いてます。
自宅の絵本700冊超え、パパも含め全員、絵本大好き一家です♪

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