/ 2019.08.27

待望の2人目妊娠!違うのは上の子が居る事だけだと思っていたけれど。

こんにちは。だいぶ久しぶりの更新になってしまっていました。絶賛2人育児と格闘中のMiDoです。第二子は昨秋11月の出産で上の娘が来月3歳、下の子が今月9ヵ月になりました。
やっと、自分では少し生活が落ち着いてきたかな、と思えるようになってきた(というか、産後を脱したと自分で感じられるようになってきた)ので、こんな記事を書いています。9カ月というと仕事に復帰しているお母さんも居るような時期。この時期だと生活が軌道にのっている方が多いと思います。後ほど、改めて触れますが、今回私は産後の回復がとても悪かったのです。
子供たちの年齢差は2歳2カ月差。妊娠が発覚した当時、前回の出産から1年半程度しか経っていなかった為第一子産前産後の記憶がまだ濃厚に残っており、ありがたいことに第一子の際そこまで大きなトラブルなく出産を迎えられていたというのもあって、自身の体調面に関してそれほど不安を感じてはいませんでした。どちらかと言うと、上の子の世話やケアの方で頭がいっぱいでした。
私は勝手に、「同じ母親であるなら、悪阻や産後の回復などの過程はだいたい前回と同じように進むもの」だと思いこんでしまっていたのです。

上の子に比べて重かった悪阻。トイレで泣きながら感じた娘の成長。

ところが、実際はそうではありませんでした。まず大きな違いがあったのは悪阻。私は第一子は食べ悪阻や後期悪阻はあったものの、ずっと吐き続けるような重い悪阻にはなりませんでした。なので、自分は悪阻が軽くて済む体質なのかと思っていました。
実際は第二子の悪阻は壮絶でした。何を食べても気持ちが悪くて吐いてしまうのです。一番きつい時期は水を飲んでは吐いていました。吐くものが無くても気持ちが悪く、トイレに行くか横になって過ごすありさまでした。
幸い、我が家は保育園に通わせていたので、娘が登園している日中は横になることができたのですが、保育園の送り迎えもあり、前後は自宅に子供が居ます。夫は娘の起床と共に出社し、寝てから帰ってくる毎日です。
今は当時に比べればかなり早めに実母(近居)に助けを求められるようになりましたが、第二子が産まれる前は極力実母の助けは得ずに育てたいという気持ちが強く、トイレにはりつきながら娘の世話をしたりもしていました。
点滴を打つ為に通院するのも辛いのですが、娘のことを考えると入院もしたくありません。
長女には十分に遊んであげられず、かわいそうだったなと思います。ただ、まだ1歳半にもかかわらず、なんとなくいつもと違うことはわかってくれていたようです。トイレに張り付いてる私を見て「ママ、だいじょうぶ?」と1歳半の娘が私の背中をなでてくれた時は、そのけなげさに思わず泣いてしまいました。

ただでさえ大変な2人育児。休めぬ日々に精神も肉体も回復せず。

そんな悪阻を乗り越えて始まった二人育児。風邪をひいたら2人ともひく、乳児&幼児の2人に対して自分ひとりの生活の始まりです。
私は第一子の時、生後2カ月位からかなり精力的に活動していました。家事もできましたし、乳児向けのイベントをカレンダーにメモし、毎日のように子供に刺激を与えるようにと連れだしたりもしていました。赤ちゃんはただひたすらに可愛くて幸せ気分で毎日を過ごしていました。その時同様に、すぐ調子を戻すはず、こどもが増える分大変だろうけど、一か月もすればリズムも掴めるだろうし、なんとかできるはず、そう思っていました。正直、自分の体力を過信していたと思います。
実際は体調がすぐれなくても寝てばかりも居られない状況にいつまでも体調は回復せず、胃の痛み、背中の張り、腹痛、頭痛など、様々な形で疲労が表出し続けました。子供の感染症ももれなく貰い続けました。
肉体的な疲労は精神にも影響を与えるようで、具体的にうまくいっていないことは何もないのに、なんだか世界が暗闇のような気が常にしていて孤独感ばかりを感じて過ごしていました。思い返せばかなり鬱っぽくなっていたような気がします。

「もっと頼り方や力の抜き方を考えておけば良かった」これから2人目を迎えるママに伝えたいこと。

結果として、落ち着いてくるまで半年以上の月日を費やしてしまいました。今でも正直万全のコンディションとは言い難いと思っていますが、自分自身に課すハードルを下げることができるようになってきて、徐々に余裕を持てる瞬間も増えてきました。
自分の経験を踏まえて、誰かにアドバイスしてもいい、と言われたら私は間違いなく、「自分自身のコンディションも第一子とは違う可能性がある事」を伝え、「初めから頼るつもり、力を抜くつもりで!」というと思います。
【一時として前と同じ状況の育児はない】という当たり前のことを第二子産前産後、痛感させられました。自分のコンディションが前回より良い場合も、悪い場合もあると思うのです。だから、悪いつもりで用意しておいて損は無いと思います。
また、自分の頼り先の準備不足を感じています。
私は妊娠中、産後とも、保育園に長女が通っていたということにかなり救われましたし、産後は実母に家事(食事やお迎え)助けてもらうことでなんとか生活できていた時期が何度もありました。楽観的に考えていた私なので、これで保育園が無かったら、両親が近居では無かったらどうなっていたのかと考えるとちょっと怖いです。

すぐに頼れる先が無いお母さんがたくさんいらっしゃるということは知っています。自分が相当ラッキーな環境である自覚があるので、そうでない方はなおのこと、”いざ”という時の頼り先の確保や力を抜く準備が必要だろうと思います。そういう方は第一子を育てるうえで、なんらかの対策を持っていらっしゃるかとは思いますが、拡充方法を検討してもいいと思います。

お母さんが無理して頑張る、以外の対応方法を持つ事が子供の為になる時があることを痛感させられたのが、今回の産前産後でした。私は以前、周囲を頼ることは自分の力不足を証明しているようで嫌だ、と思っている部分がありましたが、今は【子供のために上手に助けを得る努力をしたい】と思っています。これは頼り下手な自分に対しての自戒でもあります。この先の育児をするうえで、大切なことだと思っていうので忘れないで心にとめておきたいと思います。

前回と同じ出産も育児も存在しない!自分を責めず、無理をしすぎず、周りを上手に頼りましょう◎

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MiDoさん

2歳0歳の育児に奮闘中の母です。工夫で生活を楽しくするのがモットー。料理と手芸は得意だけど掃除は苦手。お得な事とお出掛けも好き。キャリアコンサルタント資格保有。

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