/ 2019.09.03

4歳過ぎた息子が、謎の高熱を出したことがありました。40℃超え。いつものかかりつけ小児科医は激混みなので、自宅から1番近い、内科併設の初めての小児科へ連れて行きました。

患者は高齢者ばかり。問診に30分もかけてくれて、「突発性発疹」との診断を受けました。

突発性発疹???

私:「、、、もう、4歳なんですけど。」
医師:「確かに4歳では珍しいけど、『突発性発疹』です。明日には熱は下がって、その翌日から発疹が出るでしょう。」
インフルの検査もなければ、解熱剤すら出ませんでした。

その日は、もう二度とこんな小児科には行かない、などと思いながら、高熱の息子を連れて帰宅しました。ところがその後、医師の予言通りとなったので、一転、信じることにしました。

ここから先はかなり極端な話です。おそらく医学界の常識とはかけ離れていると思いますので、ごく個人的な経験談として読んでいただきたいところです。

「異端児」と自称するこの医師から、まず言われたのは、

「解熱剤は不要。」

でした。
熱は、ウイルスをやっつけるために身体が必要に応じて出しているもの。
解熱剤は、治りを遅くするだけ。

確かにそんな話は耳にしたことはあるのですが、40℃超えで言われたのは初。どこの小児科でも、38.5℃超えたら解熱剤を使うように言われます。でも異端児は迷いなく、「解熱剤は41℃まで不要」と言います。

使っても使わなくても、最終的には熱は下がって良くなるのですが、実感として、使わない時の方がスッと治りが早い気がしています。40℃超えても使わなかった経験から、解熱剤についてはあっさり捨てることができました。

「浣腸は不要。」

浣腸断ちはかなり勇気が必要でした。以前、ブログにも書きましたが、息子はトイトレをきっかけに、すっかり便秘になってしまいました。毎週末、浣腸に頼っていたところ、医師から叱られました。「完全に、ストレスからの便秘。押さえつけて浣腸するなんてもってのほか。無理強いは禁物。」
そうは言っても、二週間も出ない日が続くとさすがに心配です。どうすればいいのか聞いたところ、

「ウンチのことは、忘れなさい。」

以来、一切、トイレの話は子供の前で禁句になりました。
出そうなサインがわかっていて、トイレに行くよう働きかけることがNG、禁止、というのは、やってみるとかなり難しいです。忘れようにも頭の中は子供のウンチのことでいっぱい。
そのうち、硬くなった便が肛門をふさいでしまって、ゆるい便が少しずつ漏れ出る状態にまでなりました。毎日毎日、何枚もパンツをちょっとだけ汚すようになっていました。これを毎日洗うストレス。もう限界で、もとの小児科医に浣腸を処方してもらおうとしていた頃、ごく稀にですが、自力で出すようになってきました。最初は所かまわず、パンツにそのまま。そのうち、トイレに駆け込むようになったり。この夏、何枚パンツを洗ったかわかりませんし、掃除も大変でしたが、今はもう、浣腸しようとは思いません。忘れたフリ、も上達しました。

薬に頼らず、子どもの力を信じてみよう。「ウンチのことは忘れなさい。」

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みずちさん

発達凸凹のある5才息子がいます。仕事を辞めて、幼稚園ママデビューいたしました。ゆるっと就活しながら、子育てや就学先について考えていきたいです。

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