/ 2021.08.17

子どもはなぜ寝ないんだ!?

こんにちは、kikoです♪ みなさんの自宅では普段「子どもの寝かしつけ」をどのようにしていますか。現在2歳のうちの息子はかつて「寝るのは得意、寝付くのは苦手」なタイプでした。一度寝てしまうと物音がしようが、明かりが点こうが何をしても朝まで起きませんが、寝るまでにはかなり時間がかかっていたんです。

今回は「寝付くのが苦手」だった息子を今どのように寝かしつけているか、わが家のやり方を紹介します。

ママはみんな寝かしつけに悩んでる?

ネントレ、すなわち「ねんねトレーニング」をかつて私も実行していた時期がありました。

最初は「寝かせるためにトレーニングをする」ということに違和感がありました。童謡の歌詞にもあるように赤ちゃんって「おっぱい飲んで〜ねんねして〜」が仕事でしょ?って。新米ママの私は、子どもは夜になったら勝手に寝る生き物だと思っていたんです。

ところが、生後数カ月すると…寝ない寝ない。抱っこひもで1時間ゆらゆら、うろうろしてみたり…。泣き叫ぶ息子が力尽きるまで、ひたすらトントンしてみたり…。

困り果てた末に、とあるママさんブログで「ねんねトレーニング」の本が紹介されているのを目にしました。

【0歳からのねんねトレーニング】
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』
著者:清水悦子
監修:神山潤
発行:かんき出版

参考にしたのが当時書店でも平置きになっていたこちらの書籍。そして、この本の周辺にはネントレの本がずらり!寝かしつけに困ってるママさんって多いんだなと、あらためて実感しました…。

わが家のネントレ歴史

わが家でネントレを実施したのは生後5カ月から11カ月ごろまでです。購入したネントレ本の中でとくに取り入れやすかったのは『月齢に合わせてお昼寝の時間を調整する』ということ。

日中寝すぎてしまうとどうしても夜に響いてしまうため、毎朝同じ時間に起床、午前&午後それぞれ一回ずつ決まった時間に寝かしつけてお昼寝させ、決まった時間に起こすようにしました。

ネントレ期間は数カ月でしたが、息子は今でもお昼寝が得意。ほんの数分前まで走り回って遊んでいても、お昼寝の寝かしつけに入ると、ものの数分で寝てしまいます。…お昼寝はこんなにスムーズなのに!本当に寝て欲しいのは夜なんですけどー!?

理想は21時就寝…。でも、実際は?

「子どもを寝かしつけた後のママタイム♪」そんなインスタを見るたび切なくなるほど、数カ月前の息子は就寝時間が遅かったんです。理想は21時就寝、気がつけば22時半。寝ないパターンは日によって違います。

・リビングで遊び、何が何でも動こうとしない
・寝室に運んだが、自分でスタスタとリビングに戻る
・電気を消しても消しても、点け直して寝ない
・電気は消したが、動いたり話をしていて寝ない

でも、私はもう新米ママではない!「子どもは寝ない」と知っているからこそ寝かしつけるべく、わが子に合った寝かしつけを考えることにしたのです。

あれこれ試して答えを出しました!

まずは寝る前のルーティンをつくるということで「絵本」を読んでみました。親子のゆっくりした時間がとれること、子どもが楽しんでいることはすごく良かったのですが、もともと絵本好きな息子。「つぎはこれ読んでー」と何冊も何冊もリクエストしてきます。読めば読むほど頭が活性化してより寝ない。

次に保育園からの帰宅後も「たくさん遊んで疲れさせる」作戦を思いつきましたが、私も仕事が終わったあとは疲れていて、子どもの体力に全く追いつかず、失敗!

負けじと「電気を消して背中をトントン」作戦。これも息子は赤ちゃんのときのようにじっとしてくれず、失敗!他にも「BGMを流す作戦」「ホームシアター作戦」もことごとく失敗しました…。

そして、ようやく辿り着いたのが「今日あった出来事をお話する」寝かしつけ方法です。

「お話する寝かしつけ」その方法とは?

やり方は簡単。まずは電気を消した部屋に息子を連れて行きます。最近のお気に入りはディズニーランドで買った光るおもちゃ。それを片手に暗い寝室へ忍びこみます。

「暗いねー、どきどきするねー♪ちょっと怖いから静かに静かにだよ」とベッドに移動。「〇〇ちゃん、お話しよー」と息子を誘い、ゴロンとベッドに横になります。

・今日はなにが楽しかった?
・なにが一番おいしかった?
・〇〇の中では一番なにが好き?
・遊んだお友達の名前を言えるかな?
・お顔とお腹どっちがくすぐったい?

話は何でもいいんです。暗い中でのコソコソ話って修学旅行でもドキドキしますよね。そんなイメージで、息子と今日あったことや今好きなことをお話します。

・明日は何して遊ぼうか?
・ねんねしたら早く明日になるかな?

まだ遊びたい、寝たくない息子を寝たくさせる魔法の呪文をかけるように、優しく穏やかに声をかけ、頭や体をなでます。

育児本の知識ですが、子どもを寝かせるときには上から下へなでるとリラックスして良いらしいのです。逆に起こしたいときは下から上になでる方が効果的。実践してる私も確かになでる方向によって違いを感じています。

この方法で寝かしつけを始めてから、息子は寝室に入ったあと騒いだり逃げ出したりすることがなくなりました。むしろ、ママの隣にずっといたいような様子で体を寄せ、しばらくすると寝息が聞こえてきます。

「暗いところでは静かに」という呪文は他の場面でも役立ちます。ダウンライトの飲食店や映画館でも大人しくしていられるので、周りを気にしてヒヤヒヤすることがありません。なんてありがたい副効果!!

「寝かしつけること」に焦らない

つい数カ月前までは寝かしつけること、イコール「ママの仕事」になっていました。働くママにとって家でのんびりできる時間はとても貴重。だから、早く寝かしつけて自分の時間を確保したいと思っていたんです。

私の場合、この「お話する寝かしつけ」を始めてからは、家でのんびりする時間をこの子どもとの二人きりの時間に充てることにしました。

ときにはリラックスしてそのまま自分まで寝てしまうこともあるほど、息子が愛おしくかわいく感じます。焦らず「今日の息子」と向き合える大切な時間です。それぞれの家庭に合う寝かしつけはあれこれ試すときっと見つかるはず!ぜひ探してみてくださいね♪

わが家の寝かしつけは究極のスキンシップ!

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kikoさん

現役薬剤師。元製薬会社勤務。第一子の産休中にフィナンシャルプランナー2級を取得し、家計管理はきっちり主義。2歳&5歳の男の子を育てる『ママレード・ボーイ』世代のアラサー主婦♪美味しいものが大好きなので、おうち献立は日々アップデートしたいと思っています!

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