/ 2019.09.30

バレーボールで盛り上がってる中、それは突然はじまった

うちは共働きですが、ワーママ3種の神器「乾燥機付き洗濯機」「食洗機」「掃除用ロボット」どれもありません。ちなみにゲーム機もありません。あえてアナログにこだわっているというわけでもなく、単に「欲しいなー」「便利だねー」と言ってるうちに、日が過ぎていってるだけ。腰が重いと言いましょうか。

そ・れ・が今まさに盛り上がってるバレーボールのワールドカップ、我が家でも「がんばれ!日本!」とお箸を片手に(夕飯時が多いので)応援している日々、その日も応援していると、いつもの通販の時間に。

「ママー今日はお掃除ロボットやねんてー」と言う息子たちの声に「あーそれ良いよね、でも高いから」と言いつつ画面を見ていると「?!」つい先日、増税前にとチェックした金額よりお安い!
「えー!」と洗い物の手を止めて画面に見入る私に「すごーい、これならママ掃除機しなくていいやん」「ロボットほしい」という息子たちの声、更に日本が勝ったという勢いが加わり、思わずポチッと購入してしまいました。

そして、ルンバ降臨!

数日後我が家にも文明の利器が。ルンバが来ました。実はあれから「別に掃除機で事足りてたし、本当にいるかなー」とちょっと後悔していた私。テンションを上げるためにも「ロボット掃除機開けるよー!」と息子たちを集合させ、いざ開封。

ジャーン!開封した瞬間「これがロボット?思ってたんとちがう~」とテンションが下がる息子たち。「えーそんなこと言わないで」とまずは荷物が少ない和室でスタート。文明の利器に馴染みがない我が家は、ちょっとビビって荷物は部屋の外に出しました。あらかじめ少し充電されているようですぐに使えました。
スタートボタンを押すと「ウィーン」と動き出したルンバ。
思ったより早く、ジグザグな動きにびっくり。

ただ「これなら私が掃除機かける方が早いよな」と早くも後悔の方向へ。そんな気持ちを振り切るように「さあ、リビングやるよ」と。そうなんです。一番掃除機をかけて欲しいところはここ。

リビングを無心に突き進む姿に、いつしか気持ちはV字回復へ

我が家のリビング、ダイニングはなんせ床置きしてるモノが多い。ルンバの活躍が見たい息子たちといっせいに、和室にモノを移動させ、いざスタート。

初めての部屋でも遠慮なく突き進むルンバ。モクモクと仕事をこなすルンバ。斜めに移動しては壁にぶつかると方向が変わるという動きがホッケーゲームのパックみたい。「動きをよんで、それをここに!」いつしか息子たちと3人でルンバの進行を妨げぬよう障害物(椅子やかごなど)を動かすことに夢中に。バレー仕込の集中力?で3人の心がひとつになっているうちに、食べこぼしの多いダイニングのテーブルの下もすっかり掃除が終わっていました。

「こ、これは楽しい!」これまで「掃除機かけるよー」というと「えー、テレビが聞こえない。」「パズル出したところ」と文句を言われていた掃除機タイムが、こんな楽しい時間になるとは。
と、盛り上がったところで、本来これは外出中に使用するものだったということに気づきました。

ルンバをひとりにしてみる

そこで、今度は洗面所に入れてドアを閉め無人にすることに。一度ドアを少し開けてからのぞいて見ると「ウィン、ウィン」とひとりで真面目にやっていました。のぞいている私の姿が洗面台の鏡にうつっており、その姿があまりにも掃除中こっそりのぞく小姑ぽくてびびりました。その瞬間ルンバの名前は「シンデレラ」がよぎりましたが、さすがにやめときました。

結果、すっかりトリコになる

その後、玄関の段差を感知し、落ちることなく、ルンバは進み、快調に掃除は終わりました。そしてゴミ捨てもゴミがまとまっているので、散らばることなく「ポイッ」と簡単。

結果、今回在宅でのルンバ使用でしたが「掃除の時間がかなり楽しいものへと飛躍」「子どもたちも協力体制へ」「掃除機中の中腰姿勢をしなくていい」「床置き荷物を片付ける気になる」など利点は多々ありましたが、私の中で一番大きかったのは「床掃除中+αのことができる」ということ。

部屋の奥に追いやられていて気になっていた鏡を部屋の中央に持ってくるという、プチ模様替えができました。「掃除機、自分でやれてるから大丈夫」と思っていた私にはこれは発見でした。

いつも掃除機で力尽きていたその先へ。ルンバの見せてくれる世界に期待溢れます!がんばれ日本!がんばれルンバ!

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nagisaさん

パクチー農家のヨメ。農業からライターまで幅広く活動中。2人の男児のママ。ネイチャー系男子たち(夫も含む)との日々は虫嫌い&文化系ママにはいつも未知との遭遇です。

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