2020.02.25
キャンプでパン作りデビュー
こんにちは。ゆうママです。
娘が生まれてから、パン好きの娘のためにパンを手作りしてみたいなと幾度か思っていた私。しかし、捏ねたり発酵させたりする工程がなんだか難しそう…と思い、なかなか作る機会がありませんでした。
先日家族でキャンプへ出かけることになり、前々日の夜に準備を始めたときのこと。キャンプ当日の天気予報は雨になっていました。
「雨のキャンプか…。娘を外で思い切り遊ばせてあげられないし、延期にした方が良いかもしれない」と思った私。しかし夫は、「キャンプ場は予約してしまったし、雨だけど行こう!」と悩む様子はなく、行く気満々。
キャンプ当日は、一日中雨予報。現地で何をしよう?と考え、思い付いたのがパン作りでした。
と言っても、パンを作ったことがない!!
家でも作ったことのないパンを、オーブン無し、知識もなし、おまけに野外で作ることなんてできるのだろうか?と不安でいっぱいでした。
そこでまずは、スマホでクックパッドやプロのレシピまで色々な作り方をチェック。
どうやらほとんどのパンレシピで強力粉とドライイーストが使われており(このレベルから調べればならないほどの初心者です)、その2つが準備できれば、あとは自宅にあるもので作れるということがわかりました。
そもそも、オーブン無しで発酵できる?
いろいろ不安要素はあるものの、キャンプ場に行けば調理をするためのコンロや焚き火台もあるわけなので、何とかなるだろう!ということで、材料を準備してやってみることにしました。
《準備したもの》
・強力粉…200g
・ドライイースト…3g
(市販のドライイースト1袋分)
・きび砂糖…15g
・塩…3g
・水…3/4カップ
・オリーブオイル…15g
(バターや植物油などでもよい)
・レーズン…適量
(チーズなど混ぜ込みたい具材)
材料の計量は、きっちりでなくても大丈夫。大雑把な私は、大体の量を測って持って行きました。
キャンプへ出かける前に、強力粉、砂糖、塩を1つのポリ袋に入れ、ドライイースト、水、オイルを別にして準備しました(計量したものを空き瓶などに入れて持っていくのも良いかも)。
現地に着いたらすべての材料を混ぜて捏ね、発酵させて焼く作業に取りかかります。
キャンプ場に到着。いざ、パン作り開始!
ポリ袋の粉類をボウルに入れ、ドライイーストと水を入れてゴムベラなどで混ぜます。
生地がなんとなくまとまってきたら、オイルを生地で包むようにしてまとめ、ラップを巻いたまな板の上で捏ねていきます。
10分ほど捏ねたら、生地をひとまとめにしてボウルに戻し、ラップをかけて焚き火のそばに置いておきます(12月のキャンプは気温が低かったので、発酵するには焚き火のそばが良かったようです)。
しばらく放置すると、生地がふっくらと膨らんでいきます。約2倍くらいの大きさになるまで膨らんだら、ボウルから生地を取り出します。
生地をいくつかにちぎって、空気を抜きながら丸めます。このときに好きな具材を入れ込んで丸めていきます。形を整えたらクッキングシートを敷いた鍋に並べてラップをして再び火のそばで放置し、発酵させます。
「わあ、すご〜い!」と娘からの歓声
少し目を離していると、鍋がぎゅうぎゅうになるくらいまで生地が膨らんでいました。この時点で、娘から「すご〜い!」と歓声が上がり、私もテンションが上がりました。
そして、いよいよパンを焼いてみることに!
鍋で焼く場合は、必ずごく弱火でとほとんどのレシピに書いてあったので、その通りに弱火で10分ほど蓋をして焼き、ひっくり返して裏面も10分ほど同じように焼きました。
タープの中が、香ばしいパンの香りでいっぱいに
パンが焼き上がり、ドキドキしながら手でちぎってみると…
ちゃんと、ふわふわのパンが出来上がっていました!!
肝心な食感も、外側がカリッと、中はふんわりとしていて、パン好きの娘も大喜びでした。
生地を捏ねる工程では、娘にもお手伝いをしてもらいました。娘は粘土遊びでもしているかのように、生地を丸めたり伸ばしたりして楽しんでいました。
自分で捏ねた生地がぷっくりと膨れていくのを観察したり、パンの焼けるおいしい香りを楽しむのも、娘にとって素敵な経験になったのではないかと思います。
難しいと思っていたパン作りデビューをキャンプで果たす事ができたので、次回は自宅で家族の好きな具材を包み込んだスペシャルパンを作ってみようと考えています。
パン作りは思っていたよりとても簡単。子どもと一緒にぜひ挑戦してみてくださいね♪
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ゆうママさん
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2歳の女の子と夫の3人暮らし。都内金融機関でフルタイム勤務。趣味は家族とキャンプに出かけること。ブログでは週末キャンプやわが家の食卓を紹介していきます。