育休復帰後メンタル不全で休職。職場復帰に向けて伝えたい4つのこと

これから復帰を控える皆さんへ

こんにちは。ゆきままです。無事保育園が決まり、これから職場復帰！という方も多いと思います。

私は育児休暇を経て職場復帰の際、様々なストレスからメンタル不全になり少し休職しました。今振り返ると職場環境以前に、自分自身にも反省すべき部分が多々あったので、復帰に向けて4つのことをお伝えしたいと思います。

当時の職場環境と休職に至るまで

▼職場環境
・ドアtoドアで片道1時間の通勤
・企画・広報の仕事
・社内の中で群を抜いて忙しい部署で、昼夜問わず働く
（妊娠前は自分も終電まで働いたり、飲んだり…）
・所属部署で初のワーママ

▼休職に至るまで
「時短でもバリバリ働いて成果を残します！」と意気込み復帰。仲間からも「社内で1番活躍するワーママを目指せ！」と応援されていました。

しかし復帰後、娘の体調不良が多く休みがちに。時短も重なり今まで以上の成果が出せず、睡眠時間を削り家でも仕事をするようになりました。

激務を走り続ける仲間と距離を感じ、自分の居場所が見いだせずに仕事に行くことが辛くなり始め、仕事・家事・育児、全てが中途半端に感じるも、打開する力も残らない日々。気づけば動悸が始まり、上司や仲間と話すことが怖くなり、復帰して1年で電車に乗れなくなり休職しました。

つらつらと書いてみましたが、要は私のキャパオーバーが全ての原因だったんだと思います。また、その部署にワーママがいなかったり激務部署だった故に勝手に孤独を感じていました。

休職後は自宅から近く、たくさんのワーママの中で業務時間内でできる仕事に異動しました。心や体に余裕ができ、第二子を妊娠し現在は育児休暇中です。

当時を振り返って、復帰前のみなさんにお伝えしたいことが下記になります。

1.過去の自分と比較せず、今の自分を受け入れる

妊娠前の私は終電までバリバリ働いて、出張や飲み会にも積極的に参加する働き方をしていました。復帰後も同じように働きたい（飲み会に参加したい）と思っていましたが、復帰後は今までと自分を取り巻く環境が大きく変わりました。

自分は時短で働き、子育てをしながら家事もこなす日々。一方、旦那も仲間も、今までと変わらない働き方で仕事終わりに飲みにも行っている…終わらない仕事への焦りや仲間からの疎外感を感じて寂しかったです。

まずは、過去の自分と比較しないで今の環境を受け入れることが必要だと思います。「今までと違って当然！」と割り切ったほうが色々なことに前向きになれると思います。とは言え、いまだに過去や他者と比較してしまう自分がいます…汗

2.仕事、家事、育児をひとりで抱え込まない！

もっとちゃんと働きたい、綺麗な部屋を保ちたい、子どもといられる時間を大切にしたい…、と当時の私は睡眠時間を削って家事や持ち帰った仕事をし、子どもの送迎や看病などをほぼ一人でしていました。

今思えば、なんでも抱え込まずにキャパオーバーになる前に周囲の力を借りていれば良かったと思います。

仕事は疎外感を感じる時こそ、自分から上司や仲間にコミニュケーションをとって現状を共有すべきでしたし、家事は代行サービスを利用しても良かった。育児だってファミリーサポートや病児保育、両親にあずけることもできました。

必ずしも私がしなきゃいけないことなんてなかったのです。ただ自分が抱え込んでいただけでした。仕事も育児も楽しく余裕を持つために、自分が無理しすぎない環境作りが必要だと思います。

3.仕事は代わりがいる、子どもの母親は代わりがいない

これは、休職中にカウンセラーに言われた言葉です。

「仕事はやめても代わりがいるけど、母親はやめられない。母親の精神状況は子どもにも影響がある。」と言われました。

当時は娘の就寝後や起床前に持ち帰った仕事をしていたため、「早く寝てくれー」とイライラしながら寝かしつけをしていました。朝も早く職場に行きたくて何もかも娘を急かしていたと思います。きっと娘も私の顔色を見ながら生活していたと思います。仕事は何年も続くけど、娘の１歳は今だけだと思って、もっと笑顔でじっくり向き合えばよかったと後悔しています。

4.モヤモヤしながら働いているワーママはあなただけじゃない

もっと働きたい、もっと子どもと一緒にいたい、でも余裕がない‥みんなそうだと思います。

だからなんか辛いなー、モヤモヤするなーと思ったら周りのママにちょこっと愚痴ってみてください。案外同じように悶々としている仲間が近くにいるはずです。

久しぶりに自分になれる日々がまもなく始まります！

産休から、今まで良き妻として母として頑張っている皆さん。復帰後は妻でも母でもない“自分”の時間が待っています。通勤時間はゆっくりスマホを見られます。トイレだってランチだって、急かされることも中断されることもありません。そして、子どもと離れた分今まで以上に子どもがとってもかわいく大切に思えます。

私もまもなく2回目の育児休暇が終わります。一緒にイキイキしたワーママライフを送っていきましょう。