こんにちは♪ベティ子です。今回は、秋に読みたい「お月さま絵本」のお話。

「お月さま」がテーマの絵本は、やはりそのイメージから和書・洋書ともに優しげで、メルヘンでロマンチック。絵もキレイなものが多いので、大人が「インテリアとして家に置いておきたい!」「子どもが絵本を卒業しても手元に残しておきたい!」と思うものも多いですよね。

そこで今回は、わが家の「子どもよりも大人が欲しくて買ってしまった」お月さま絵本を5冊、紹介します♪

その1『お月さまってどんなあじ?』

「お月さまってどんな味なんだろう?」食べてみたい動物たちと、ひょいと逃げるお月さまの追いかけっこ。

ザラザラの紙に描かれた切り絵のようなイラスト、お月さまの、無のような笑ってるような(笑)表情は大人の方がキュンと来ると思います。言葉のチョイスが穏やかで優しげで、読んでてほっこり。ところが、ラスト1ページでおサカナが「どうして、あんなにとおいお月さまとろうとしたんだろうね」と、最後の最後に突然これまでのストーリーに疑問を飛ばしてきます。

ここで私は「え!はぁーなるほど!」と思わず声に出してしまいました。ともかく、絵も文も、大人が読んでもかわいく面白いのです。文字数は少なく、繰り返し文章の単純なストーリーなので子どもでも2〜3歳くらいから楽しめますよ♪

その2『おつきさまのおさんぽ』

あわてんぼうのクレーンが、うっかりお月さまをひっかけた。するする降りてきたお月さま。三角コーンでオシャレして夜の街をお散歩します…

…て、なんてすてきなストーリー!これは、絵もストーリーも完全に私の一目惚れでした!シンプルな線で細かく描き込まれた夜の街や遊園地がとってもオシャレ。夜のお話ということで、表紙のようなグレーと黄色(たまに赤)だけの落ち着いた色合いで話は進んで行くのですが、途中の見開き一箇所だけ、眩しいくらいカラフルなページがあります。これがまた、開いた瞬間ものすごくワクワクします!

工事現場、電車、働く車、船、魚など子ども(男の子?)が好きなモチーフ、「ガッチャン」「パカパカ」と歌うようなリズミカルで楽しい文章…子どもが好きな要素が満載です!巻末には「水金地火木…」等の惑星の名前一覧や、絵本内に描かれてるサブストーリー?を探すクイズもあり、2歳くらい〜小学生でも楽しめる内容です。

昨年、続編『おつきさまのともだち』も出ています♪『おつきさまのおさんぽ』の世界観が好きになった方、天体好きな子はぜひこちらも見てみてほしいです☆

その3『おやすみなさいおつきさま』

超ロングセラー古典。オバマ大統領が「人生最初の一冊」とし、雅子妃が「思い出の宝物」と語った絵本だそうで(私はこの記事を書くに当たって初めて知ったのですが…)、知っている方も多いと思います。

1匹の子うさぎが、部屋の中のものひとつひとつに「おやすみ」と語りかけていき、だんだん部屋が暗くなり…という、ねかしつけ絵本の大定番!そして私的、この絵本の魅力は何と言っても「オシャレなインテリア」「かわいい小物」そしてリアルに「外国の子供部屋」な色づかい!!表紙の壁と窓枠とカーテンだけでもかなりすてきなんですが、開始2ページ目の、お部屋の全体絵なんか見ただけで「ひゃーかわいい!!!」と声を上げてしまうほどのかわいさ…ていうか色づかいね…。

部屋の物ひとつひとつに「おやすみ」を言っていくストーリーもとてもかわいい。干してある手袋や靴下、食べかけのおかゆにも「おやすみなさい」。読んでるうちに心が穏やかになります。今回紹介している他の4冊と比べると『お月さま要素』はとても少ないのですが…とてもステキな本なので紹介しました♪

その4『ぼく、お月さまとはなしたよ』

お月さまとお話ししてみたい、誕生日を聞いてプレゼントをしたい…そう思いついた、こぐまの男の子。ある日、ある方法でついに!お月さまとお話してプレゼント交換をすることに成功します。

お月さまとお話する方法、プレゼントを交換するアイデア(?)は、思わず「はぁ〜なるほど…」と感心してしまいました。お月さまが帽子をかぶるシーンはとてもロマンチックというか、何回読んでもステキだなぁ…とキュンとします。イラストもシンプルでかわいく、文字も多くないので子どもも3歳くらいから楽しめます。でも、この少し切ないラストとくまくんの純粋で一生懸命な姿は、やはり大人の方がぐっとくるのでは…と思います。

その5『リスとお月さま』

ある日、リスの所にお月さまが落ちてきました。大変!このお月さまはきっと盗まれたものに違いない!ここにあるのが見つかったらきっと……!!!

私と夫が「マジで名作」と絶賛の、大本命です。突然落ちてきたお月さまに慌てるリスと動物たち。おつきさまを空に返す手段(?)、途中で何回か挟まれるリスのネガティブな妄想シーンなど、畳み掛けるようにキュートでシュールなシーンが続きます。クスリ、どころではなくお腹抱えて大笑いするレベルです。実際に私は初見で笑いすぎて続きが読めなくなりました(※本当)。

リアルな鉛筆線画に、ぺたっとした黄色だけで構成されたイラストはとっても美術的…でも、動物たちの表情や動きはとっても人間的で愛らしい。その画力の高さと、ちょっとおバカでドタバタなストーリーとのギャップがこの絵本の魅力。シュールな笑いが好きな方はぜひ!3〜4歳から読める内容ですが、この絵本の本当の面白さが理解できるのは小学校高学年とか…やっぱり大人かな、と思います。

読書の秋、芸術の秋。

以前の記事にも書きましたが、絵本はまさに『文学と美術の良いとこ取り』!涼しくなってきたら、ぜひ絵本を読みながらお月さまを見上げてみてください〜♪

今年2020年の十五夜は、10月1日(木)です♪

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ベティ子さん

3歳息子・1歳娘・4歳ネコの3兄妹(?)ママ、現在育休中♪
自宅の絵本500冊、パパも含め全員、絵本大好き一家です。

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