こんにちは。横浜在住エンジニアワーママ、ゾウです。近年、「名も無き家事」という言葉が知られるようになりました。ひとつひとつはささやかながら、やけに頭のメモリを食う作業たちの総称です。

洗剤を詰替えて、丸まった靴下をひっくり返し、おむつの残り枚数を数え、ティッシュを補充し、あちこちに散らばる積み木を集め…。少し1日を振り返っただけでも、枚挙に暇がありません。

今回はその中から、子どもの健康・安全に関わる、その重みのわりに地味な「名も無き育児」を紹介します。

これらを知らずにいると、子どもも元気で特に家庭にも問題がなさそうなのに、なぜかぐったり疲れたパートナー/同僚/部下のことを誤解してしまうかも…。ぜひ覚えておいてくださいね。それではいってみましょう!

1. ベビーゲートのネジ締め直し

キッチンや階段といった、子どもにとっての危険ゾーンにはベビーゲートを設置している家庭も多いかと思います。

各社製品、頑丈には作られていますが、何カ月も使用していると多少はネジが緩んだり、固定部がズレてくることも。行き来の多い場所であれば尚更、定期的なチェックが欠かせません。

しかも、よりによって今から大急ぎで夕食を作るぞ!というタイミングで外れちゃったりするんです。「名も無き○○」あるあるですね。

2. 家中の危険物パトロール

触ってほしくない危険なもの、高価なものに限って、子どもが興味津々になるのはなぜなのでしょう…!

手が届かない場所にしまう、が鉄則ですが、うっかり出しっぱなしにしてしまうこともありますよね。特にコロナ禍で在宅勤務が増えた今、仕事グッズをしまい忘れたままバタバタと保育園へお迎えに行き、帰宅してから大慌て…なんてことも。

安全確保が第一目的ですが、子どもの手に渡ってしまい、取り上げて大泣きさせてしまうことも避けたいところ。子どもにとっては説明もなく置いてある物について、おもちゃと区別をつけろという方が難しいはずです。

いろいろなものに臆さず興味を持ちながら育っていってほしいからこそ、身の回りの環境は丁寧に整えてあげたいんですよね。

3. 転んで頭を打った後の見守り

子どもはとにかく転びます。つるりと滑って頭を打つこともしばしばあり、心配が尽きません。クリニックによって多少指導は異なるようですが、わが家では痙攣や嘔吐がない場合
・5時間は意識の有無を確認
・24時間経過を観察、平日であれば保育園の連絡帳に記入しておく
という風に対策しています。

そのため、例えば21時に転んだ場合、深夜2時まで私自身が起きておき、反応を見る必要があります。命には代えられません…が、不安と反省で心身共に苦しい5時間です。

4. アレルギー対策のこまめな手洗い

わが家の娘には、軽度の卵アレルギーがあります。そうでなくとも生卵を初めて与える時期については、慎重になる親御さんが多いと思います。

間違っても生卵が子どもの口に入らないよう、食事作りの際はかなりこまめに手洗いをします。
卵焼きを例に挙げると、
・まず卵を割り、殻を捨てたら1度手洗い
・溶いてフライパンに流し込んだら、また手洗い
・調理完了後、卵を割り入れたボールと菜箸を洗い、一応再度手洗い
・卵がこぼれていないかチェックし、台拭きで拭いてダメ押しの手洗い

生肉、生魚でも似たようなプロセスを辿るので、時間がかかるし、とにかく手荒れします…。クリームはニュートロジーナがオススメです。

以上、『あるある!』と思う人も、『そんなこと気にしてなかったよ〜』という人もいるかと思います。おそらく家庭の数だけある「名も無き育児」。毎日頑張っているママパパにエールを送ります!

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ゾウユウコさん

3歳の娘と研究者の夫と横浜で暮らす、エンジニアワーママです。夫婦ともども地方出身・東大卒。住まいの近くに頼れる親族がいない分、夫婦+アウトソーシングで工夫しています。家族で音楽を楽しむことと、子育てしながらのキャリア形成に興味があります。

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