/ 2021.06.14

私も氷河期就活生でした

6月になって採用が建前では本格スタートの時期ですね。実際には3年生も4年生も、状況は人それぞれですよね。私は現在、30代前半、働くママとして3年間勤めて、今は第二子の出産のため育休中です。

私が就活をしたのはリーマンショック直後、就活超氷河期。とある重工業メーカーにご縁をいただき、2年と少し勤めさせていただきました。

たくさんの方にお世話になった大好きな会社でしたが、また縁のあった今の中小企業で10年近くお世話になっています(せっかく内定をいただいても、その先どうするかは本当にわからないですね…)。

就活中に重視する項目は、「働きやすさ」や「やりがい」、「仕事内容」等々、人様々ですよね。なかなか条件全てを満たすような会社はないと思います。

特に女子学生は、まだ結婚もしてないのに「結婚」「子育て」のことを想像しなくちゃいけなくて、困りますよね。もう結婚秒読みの人ならまだしも。

私も面接で「たとえば1歳の子供を抱えてて、明日から南米に行けって言われたら行ける?」と言われました。当時は「もちろんです」なんて答えましたけど、いざ子どもが生まれてみると、少々疑問が残ります(まぁ退職してしまいましたけれど)。

なのでこのブログが少しでも何か、どなたかの参考になればと思って書きます。

すべてが思うように進みますか!?

高校・大学生のころを思い出すと、私はどちらかというと、「結婚して、子どもが生まれてもフルタイムでバリバリ働くだろう」「かっこよく働きたい」と思っていました。実際に結婚しても、仕事の楽しい時期で、割とハードに仕事していました。

ただ出産の際は周りの先輩ママの動きも見て、「なんとなく時短勤務だな」と変化(復帰の仕方はもう少し考えても良かったかなと個人的に思います)。さらに、コロナを機に在宅勤務をさせてもらっています。

なので、「子どもとの時間を優先した」形の人です。

当然ですが、子どもがいると本当に「自分の時間」がありません。そういう人(しかも仕事を急に休むかもしれない人)に大きな仕事を頼めるかと言うと、正直そうでは無いという意見はあると思います。

なので、マミートラックと言って、仕事内容がちょっと軽めになる人もいます。それを「急な発熱で休まざるを得ないこともあるからありがたい」と思う人もいるし、「期待されてないようでモヤモヤ」と感じる人もいます。

逆に、役職があったりして忙しくて「今は子どもとの時間を大切にしたい」と、自ら降格したり退職する人もいます。一方で自分の仕事に使命を感じて、組織で「女性第一号」のような形で活躍する人や、経営者で立派に成し遂げている人もたくさんいます。

「家族や周りの人の協力・サポート体制があるかないか」も、人によって大きな違いです。

そもそも、結婚の時点で「旦那さんの駐在先に帯同で海外へ」、「旦那さんの家業を手伝うために地方へ」みたいな形で退職する人もいます。

何が言いたいかと言うと、「人生がなんとなく思い描いたように進むにしても、思うようにはいかない」ということです。

だからこそ、自分の可能性を狭めずに、やってみたいこと・挑戦したいことを大事にした方が、納得して自分の人生を歩めるように思います。

「働く」とは「はた(傍)を楽にする」こと

「働く」とは「はた(傍)を楽にする」ことだ、と私は周りの方々に言われてきました。本当にその通りで、仕事において、世間やお客様や上司、同僚、後輩のためにがんばるときはやっぱり楽しくて、充実していました。

加えて子どもが生まれると、「子どもを預けてまでする仕事なのか?」という問いが、むくむくと湧いてきます。「そうではない」と思ったら退職する人もいます。

一方で、子どもを養う必要がありますから、「そうではない」と感じつつも、お給料アップを目指してがんばる人もいます。1人で、自分のために仕事をしていたときよりも、その意味では頑張れると思います。

また逆に、「子どもを預けて、私はこの仕事をやるんだ!!」と思える仕事に出合えるのは、それはそれで大きな喜びです。

そして学生時代の私に声をかけるとすれば、「仕事は本当に楽しい!」ということです。不安や、なんとなく嫌だなぁと思う人もいるかもしれないけど、学生時代よりも「誰かの役に立っている」という実感や、成長実感があります!

そして、もっと言うと、子育ても本当に大変だけど楽しいです。私も新米ママで毎日ピーピー言っていますけどね(苦笑)。でも大変な分、やっぱり子どもはかわいいし、ありがたいと感じています。

自分と未来は…!

私は「リーマンショックがなければ…」と思ったかどうかはあまり覚えていません。大学の先輩の就活とは違うぞと感じたのは覚えています。

「コロナで就活なんてついてないなぁ」「理不尽…」と思う人もいるかもしれませんが、この経験は絶対糧になるはずです。それに「なんでこうなんだ…(↓)」って思っているよりも、「やってやろうじゃないか!」と思っている方が楽しいですよね!

そう、環境や、コロナの状況、周りの人、面接官は、変えられないんですよね。。よく言う「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」ってやつです。

仕事をしていても、家庭においても、「なんだこの人!(怒or悲)」と思うこと、あります。私もそのたびに自分を変えよう、自分のことに集中しようと言い聞かせてきました(まだまだ修行中ですが)。

あと福山雅治さんも、一度企業勤めをされてから、ミュージシャンになるべく一念発起して上京したじゃないですか。少し回り道をしても、「自分がやりたいこと」を貫く方法はあるんだなと思います。

目の前の状況をマイナスにとらえるのか、意志的にプラスにとらえるのか。さらに、笑い飛ばしてネタにしたり、ビジネスの種にしたり。本当に自分次第ですよね。

さいごに*

結婚や子育て以外にも、ライフイベントに関しての悩みは発生していきますよね。未来がどうなるかわからないからこそ、やれるときに、全力でいい仕事したほうがいいと思います。昇格もしておいたほうがいいと思います。

そして、先がわからないこそからこそ、自分で自分を育てる必要があるなぁと思います。社会や、企業に対してどんな貢献ができるのか?と。AIも来てるし、一体どんな職種なら…リーダーシップ?コミュ力??私自身もそこを考えなくちゃと思っています。

就活は多くの人との出会いもあるし、自分自身を見つめる良い機会にもなります。つらいこともあるかもしれないですが、体と心を大切にして、息抜きもしながら、がんばってくださいね。私も先に社会人をやっている人間としてがんばりたいと思います!

「バッチコーイ」って感じですね!

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BATAKOさん

4歳&1歳女子に振り回される30代。在宅メインの時短勤務。デザイナー、事務、時々カメラマン。まごわやさしい手抜き料理、しゅみ(片付け・読書・自転車・キレイなもの巡りetc.)お伝えしていきます。

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