2カ月ぶりに登園が再開

新型コロナウイルスの影響を受けて、長女の幼稚園は2カ月間、登園を停止し、オンライン幼稚園にて対応していました。

先日、約2カ月振りの登園が再開したのですが、多くの人の生活様式に変化があったように、幼稚園でも、変わったことがたくさんありました。

先生たちが、コロナウイルスから子どもたちを守るために…と考えてくれたことだと思うのですが、正直「子どもにここまで必要なのか…」とモヤモヤした気持ちになったことがいくつかありました。

フェイスシールドの着用

医療従事者を中心に使用されているフェイスシールドですが、台湾では、日常生活で使用している人を多くみかけます。スーパーの買い物時に子どもが着用している姿も見かけたことがありますが、まさか幼稚園でつけることになるとは思ってもいませんでした…。

マスクだけでも苦しいのに、フェイスシールドまで着用するのか…と思い、周囲の友人たちに聞いてみたら、どうやらこの地域でも娘の幼稚園くらいでした。

幼稚園バスに乗るときくらい…と朝つけずに送り出したら、さっそく運転手に注意されました…。

歯磨きの代わりに…

飛沫防止のために、しばらく昼ご飯のあとの歯磨きを中止し、その代わりに水を口に入れ、ぐちゅぐちゅして飲み込むということにしているそう。

え?!なんかその習慣がついてしまうのがちょっと嫌…と思い、娘に「やった振りだけして、普通に水飲むとかできる?」と聞いてみましたが、「できるかなぁ~、嘘つくみたいだから、先に先生に言っておいたら?」との回答が。

先生と電話で話した際に、「この方法は見直すかも」と言っていたので、変わることを願いつつ、継続するようであれば、うちは水を飲むだけにしてもらおうかと気をもんでいます。

食事中の隔離板

もともと台湾の幼稚園は、食事中のおしゃべりは、口の中のものが飛ぶからという理由で、禁止していることも多いのですが(それもさみしい…)、今はさらに隔離板も登場。

色も完全な透明ではないようで、せめて、周りが見えるクリアタイプにしてほしい…と声を大にして言いたい…(涙)。

いつまでやるのか?

幼稚園からこの案内があったとき、娘の話も参考に状況を整理し、「レベル2の間、ずっとを継続するのか」「子どもには厳しすぎないか」を先生に確認してみました(あくまで質問のニュアンスで)。

台北や台南にも園のある、かなり規模の大きい幼稚園なので、なかなか園独自で変えることはできないみたいですが、今後調整はしていくつもりとのこと。

ちなみに、ここ最近、台湾の感染者数は十数人程度。これだけ厳しい意識で生活しているから、安心して生活できているのもあるし、この数字を軽く見てはいけませんが、幼稚園でここまでするのはやりすぎじゃないかと思うのは私だけでしょうか?せめて、フェイスシールドだけでも、なくなれば…と思いつつ、モヤモヤしている日々です。

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この記事を書いたブロガー

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nimo*さん

元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。

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