/ 2021.09.29

おうちで過ごして早1年半

新型コロナウイルスが流行し始めて、約1年半経ちました。おうち時間、みなさんどう過ごされていますか?外で遊びたい盛りの幼児持ち家庭は、工夫と忍耐を重ねた1年半だったのではないでしょうか。コロナ前は週末となればあちこち出かけていたわが家も、この1年半外出を抑え、おうち時間を過ごしてきました。

この1年半で気づいたことがあります。子どもたちの「非日常を発見する力」です。

おでかけができないことへの戸惑いや不安

外出自粛となり、動物園や水族館、博物館や大きな公園、ショッピングモール、あらゆる場所に出かけることが難しい状況になりました。

多くのことを学ぶ幼児期におでかけができず、親である私は当初少し不安に感じていました。様々な体験を通して、刺激を受けてもらいたいのにそれが叶わない。

今後の発達に良くない影響があるのではないか…もっとたくさんの経験をさせてあげたほうが良いのではないか…そんな思いだけがぐるぐると頭をかけ巡っていました。

外出自粛期間が長引くにつれて、少しずつ前向きにおうち時間を充実させるようになっていきました。

おうちキャンプ、おうちホテル、おうち図書館、おうち海の家、おうちハワイアンカフェ…おうちの中でできることを工夫して楽しむようになっていきました。
(おうち図書館については以前に記事を書いていますので、読んでみてください。)

非日常を見つける観察眼

↑おうちキャンプでは、寝室にテントを張りました!

おうち時間の充実といっても、たいしたことはしていません。例えば、寝る部屋を変えてみたり、いつもと違う家具の配置に変えたり、ごはんを食べる部屋を変えたり、いつも食べないような料理を食べてみたり…といったような感じです。

でも、子どもたちは「いつもと少し違う」だけでとてもよろこんでくれました。「いつもと違う」ことに気づくということは、「いつも」の景色をちゃんと覚えていて、その違いに気づくということです。

幼児あるあるで、こどものルーティンが崩れると大泣きしたり、イチからやり直しさせられたりした経験のある方も多いのではないでしょうか。

日常を普段から観察していてよく覚えているから、「いつもとちょっと違う」ことに気づき、非日常を感じて楽しむことができるのだと思います。

↑おうちホテルのときは、カードキーと朝食券を手作りしました!

大人である自分はどうだろう?

大人になると、意外と日常のささいなことを見落としたり、日常の景色を忘れてしまってはいないでしょうか。私自身、「いつも」の見慣れた景色に目を向けず、ちょっとした変化を見逃してしまい、楽しむことができていなかったと気づきました。

外出自粛はいつまで続くかわかりません。収束まで数年単位かかるという説も聞きます。こどもの観察力や、日常の中に非日常を見出だせる姿勢から学ぶことが多くありました。

できないことばかりにとらわれるのではなく、できることに目を向けて毎日前向きに、大切に生きようと感じたこの1年半でした。

さて、涼しくなってきたので秋は何をやろうか考え中です。「おうちおでん屋台」でもやろうかな〜

どんな状況も楽しんじゃおう!

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みなさん

5歳・3歳・0歳の男児を育てる育休中ママです。ドタバタな毎日ですが、季節の移ろいを感じて、心に余裕を持って生きていくことが目標。季節を楽しむハンドメイドや時短料理など、パパ・ママのくらしに”ちょっとゆとり”を与えられるような情報を発信していきます。

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