/ 2022.04.11

3月初旬、家族でスキー場に行っていました

スキー場に午後に到着し、遊んだ後、隣の宿泊施設に泊まりました。入浴、食事を済ませた後、施設にあるキッズスペースで息子、娘は遊んでいました。そこは真ん中が広い長方形の落とし穴のような感じになっており、周りは木枠で囲まれていました。

おもちゃは発泡スチロールでできているような大きなブロックのみで、隣にいた小学生2人の男の子はお城のようなものを作っていました。

その男の子の妹が娘に声をかけてくれ、お城の中に入れさせてくれました。その後息子も遊ばせてもらい、お城の階段を上って上まで上がったんです。

すると娘も上がり、降りるときに手を差し伸べたのですが「自分でする!」と言い張り、その間に一瞬私が向きを変えてしまっていたんです。すぐ振り返ると、娘は1mぐらいの高さから転倒し、運悪く木枠に前歯をぶつけて流血!

号泣している娘を抱えてホテルの受付に行き、救急車を呼んでもらいました。

救急車で病院へ

30分ほどかかって、やっと救急車が到着しました。スキー場がある場所なので、来るのも時間がかかる、病院につくのも30分ほどと、時間がかかりました…。娘は痛いでしょうが、疲れてうとうとしていました。

その日は痛み止めをもらっておしまい

土曜の夜9時半頃です、歯科の先生はおらず、ガーゼで血を軽く拭いてもらって、座薬の痛み止めをその場で入れてもらい、同じものを処方してもらいました。明日、歯科救急に行くよう、すすめられました。

娘、就寝

主人も私も夕食時にお酒を飲んでいたので送迎ができず、タクシーで宿泊施設まで戻り、娘は帰りのタクシーで寝てしまいました。とてつもなく痛いはずです、疲れてその日は寝てくれてよかったです。

朝一、歯科救急に行く

朝起きると、布団に何カ所も血のシミができていました。娘の口は血が固まっています。四六時中、痛がったりはしませんでしたが、口を動かすのが痛い、怖いのか、開けっ放しで口によだれをため込み、垂れてきてしまいます。

朝食時は味付けのりを持ったりはしましたが、水分も何も口に入れることができません。その後、2時間ほどかけて市内に戻り、歯科救急に行きました。

レントゲンも撮って先生に診察してただいた結果、前歯2本が歯茎に突き刺さり(歯茎の上に前歯が乗っているような状態です)、その横の歯1本が内側に入っている状態で、前歯は引っ張り出し、内側の物は外側に出す処置をしてもらいました。

娘を歯科衛生士さん?2人と押さえつけ、局所麻酔を10カ所以上されて速攻ペンチのようなもので引っ張り出されていて、娘は号泣、とてもつらかったです…。

隣の小児科救急に行く

歯科救急で抗生剤を出されて家に帰りましたが、娘、やっぱり水分さえ取れず、抗生剤を飲むことができません。昨日もらった座薬が見つからず(おそらく宿泊施設に忘れた?)、歯科救急に電話すると、もう時間外で出てくれず、隣の小児科救急は繋がったので、座薬をもらいに行きました。

ですが診察する中で何も口に入れることができない、というお話をすると、点滴をしたほうがいいと判断してくれて、入院できるように紹介状を書いてくださいました。

紹介された病院に行く

まず私が行くと、用紙に記入し、しばらく車で待機後、車でPCR検査をしました。結果は1時間待ち。そのときすでに夕方。やっと結果が分かり、コロナ陽性ではありませんでしたが、アデノウィルス(風邪のウィルス)が見つかって個室に案内されることに。

娘と20分ほど案内を待ち、案内された部屋に娘を置いて、隣で待機。悲鳴を上げる娘、点滴をつけてもらいました。

そこから旦那と付き添いを交代し、家に帰宅、車に乗っていた息子は寝てしまい、夕食もお風呂も済ませていませんでしたが、寝かせておいて入院準備。何がいるんだろう?と悩みます。隣に住んでいる義母に息子の見守りを頼み、病院についたのが22時ごろ。娘は寝ていました。本当に疲れた1日でした。

娘はもっと疲れたし、痛かったし、本当に頑張りました。これから入院生活が待っています。

約2週間、点滴生活が続く

数日で帰れると思っていましたが、そんなことはなく、いつまで続くか分からない日々。歯科救急でした処置の痛かったトラウマで、怖い、痛い、まだ直っていないと何も口に入れてくれないのです。

1週間娘は部屋から出れず、ストレスが溜まっていました。私は病院内で買い物や洗濯等外に出られるので、一緒に行きたい~!と号泣されつらかったです。

1週間たったころ、病棟内だと自由に出れると許可が下り、個室→2人部屋(同じウィルス同士の部屋)→許可下りて4人部屋と変わりました。

でもその頃には点滴だけで体力、筋力も落ち、予約制のキッズスペースも行きたがらない、外に出たがらない、出ても抱っこが多かったです。写真は最初の頃、入院中に誕生日を迎えたのでかわいくリボンをつけています。

外泊許可が出る

あまりにも口に何も入れないので、家に帰れば気持ちが変わって食べれるかも、と先生方が考慮して下さり、朝から次の日の朝まで、家に帰れることになりました。旦那が迎えに来てくれて、車内では、娘は入院してからは見たことのない笑顔とおしゃべりでテンション上がりまくっていました。

ですがやっぱりお菓子は持ったり、お皿に入れたりするものの、食べられませんでした。食べたいけれど食べられない葛藤で家に着いてからは何度か号泣していました(涙)。帰ってこられた喜びより、結局口に何も入れないので点滴もしていない状態で倒れないか、心配でした。

鼻から管を入れる

結局、何も口に入れることができないまま、朝になり、病院へと戻りました。その2日後には、点滴では腸をずっと動かしていないことになるし、体力が落ちているので、鼻から管を入れて栄養を与えることとなりました。鼻から入れた後も痛がる娘がとってもかわいそうで辛かったです。

抜歯する

鼻に入れてから数日後、小児科の先生の提案から、歯科の先生とも相談し、1本歯を抜くことになりました。

内側に入った歯を外側に出してもらいましたが、それでも前より内に入っており、嚙み合わせが悪いこと、その歯に当たるのが怖くて食べられないのかもしれない、という点から抜くことに決めたのです。

また、眠くなる麻酔で処置をしてくれることになり、局所麻酔より安心できました。

決定した2日後。麻酔で無事眠ったまま、痛がることなく、抜いてもらうことができました。その日は出血で痛いと言ったり、怖いようで口によだれをため込んでいましたが、次の日の朝には出血も止まっていました。

食べた!!!!!

次の日の朝、たくさん娘を説得しました。先生が直してくれたよ、もう痛くないよ、痛いのは怖かっただけで気のせいだよ、大丈夫だよ。食べておうちに帰ろう。など、こんこんと説得し、ミニプリンを口に入れようとしましたが、拒否。絶対に拒否。

いつ帰れるんだろう。食べてくれるんだろう。と、心が折れていました。少したって旦那が付き添い交代してくれました。すると電話が。旦那から「食べたよ!!!!」と。

プリンを置いたままにしていて、旦那が娘に近所の〇〇くんがおうちに来たよー、と教えるととてもテンションが上がっていて。

旦那にプリンを食べて、と言い、その後、娘も入れることに成功、おいし~!と言って次々食べられるようになったんです。食べられるとわかると、硬さなんか関係なく、じゃがりこ1箱ぺろりでした!もう1日様子を見て、次の日に退院できました(泣)。

1週間もたたぬ間に2kg程落ちた体重も取り戻し、おなかはパンパン、お顔もふっくら、とにかく前の2倍は食べてるんじゃないかというほど、反動で食べています(笑)。

娘が食べてくれて、同室のお母さんも喜んでくれたり、看護師さんも担当外の時に声をかけてくださって、本当にうれしかったです。娘が家に帰って、夜みんなでお布団で寝て、起きたときのとても幸せそうな笑顔、ご飯を食べて、「おいしいね~。yummy,yummy!happy,happy~!」と言ってきて、かわいくて愛しくて仕方なかったです(笑)。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。健康でいてくれることが1番☆

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Maiさん

一回り年上の旦那、6歳、4歳、0歳のやんちゃな息子&娘&ベビーとわちゃわちゃ過ごしている育休中のワーママです!
子育てにまつわる事をメインに、プチプラ、便利グッズ、美容、ファッション等、幅広~くお伝えしていきたいと思います。

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