それで「発達グレー」なの？発達グレーと診断された息子との付き合い方

発達グレーって知ってますか？

皆さん、発達グレーってご存知でしょうか？いわゆる「発達障害の枠にはガッツリ当てはまらないけど怪しい子」のことを言います。私の息子は発達グレーと診断されて早2年が経ちますが、未だに発達グレーの何がダメなのかがわからないときがあります。

それで発達グレーなの？

発達グレーと言われると、「うちの子は他の子よりもダメなのか…」と思いがちですが、発達グレーの息子と向き合ってきてそれは違うと思いました。うちの子はとてもマイペースなところを指摘されました。もちろん理由は、『団体行動についていけないから』です。本人は他と違っても気にしないマイペースさを持っていますが、それでも後から必ず団体に混ざることができます。

そもそも団体行動が苦手なことで、発達グレーと言われてしまうことに驚きでした。

発達グレーは大切な個性

「みんなについていけないからダメなのか？」「学校の教育システムに馴染めないことが悪いのか？」といろいろ考えさせられましたが、このマイペースさが武器になり、大人になってから成功を掴めるのでは？と思いました。皆に合わせることも大事ですが、自分のペースをしっかり持てることもすてきなことです。

現に、ADHDやアスペルガーの経営者は多いと言いますよね。ただ、個性を潰される『学校』というシステムに合わないだけで、社会に出たら成功できる可能性もあるわけです。

息子に合った場所は必ずある

子どもの短所とされているところの見方を変えて長所にしてみたり、性格をしっかり理解していくと、子どもへの見方も変わってきました。

はじめは心配で仕方なかったですが、「これも個性でこの子の強みなんだ」と思えるようになってからは、この子のペースでやってくれればいいやと心穏やかに見守れるようになりました。

診断名がつくと心配になる親御さんも多いと思いますが、大丈夫です。長所と短所は表裏一体、でこぼこがあるほど伸ばすべきところが分かりやすいということではないでしょうか。

今後も息子は色んな壁にぶつかると思いますが、息子の個性をつぶさなぬようにサポートしていこうと思います。