こんにちは。うんせいきにしがちです。

さて、本日はわが子の保育園生活について記してみたいと思います。長女は今年の春に晴れて保育園を卒業するのですが、なんとこれまで2回の転園を経験しています。これは完全に親の力不足が原因なのですが、初めて入園した保育園が家からいちばん近い小規模保育園でした。0〜2歳児の乳児を預かってくれる、いわゆる家庭的な保育園です。

当時、まだまだ待機児童数が多く、お母さんの職場復帰の環境について叫ばれていた時で、共働きを続けながら4月生まれの子どもを育てていくには、0歳児を4月から保育園に通わせるしか方法がありませんでした(私の場合)。

夫の地元に家を購入していたわが家では、周囲から得られる情報はほぼ無く、ひたすら役所に通ったりして情報を集めました。地域の催し物や集まりから得られる情報もありましたが、人気の園は一極集中しており、入園倍率を考えると絶望的でした。もちろん第一希望で申請はしましたが、結果は惨敗でした。

現実的なところを考えると、通所ができる範囲のところから候補を絞って希望を出すと第二希望の園に決まりました。

後に、色々な事件が起こるわけですが、そんなことは知る由もなく、娘が園生活を始めました。第二希望にした園は自宅から近く、駅からも近いところで、たまたま通り掛かったときに園長先生とお話しする機会に恵まれ、好印象だったので希望に入れました。

友人からは「第二希望で入園できるなんて恵まれている」と言われましたが、後にその選択が親として適切だったのか、と親としての判断力の甘さを痛感させられました。

虐待等は無かったと信じていますが、その園は赴任して日の浅い園長先生の独断で進行されている保育園でした。保護者の意見も働いているスタッフさんの意見も「聞きますが決めるのは私です。」とはっきりとおっしゃる園長先生でした。同僚の意見も聞かないのか、と思うと先生に対して苦しい気持ちになりました。

後に明かされた真実。

やりとりもなかなかスムーズにいかなくて悶々とした日々を過ごしていました。初めての保育園生活で、私も夫も知らない世界に飛び込んだところで世間知らず過ぎたのかもしれない、と言い聞かせていました。

そんな日々の中で第二子を妊娠することができて、産休・育休に向かっていきました。幸い、退園のないエリアでしたので、娘は変わらない生活を続けていましたが、私は時間的な余裕もできてきました。保育園の登退園時に他の保護者さんと交流を持つ時間もできて、内情をより詳細に把握できていきました。

私たち夫婦が抱いていた疑問が思い過しでないことを知った瞬間でした。

小さな園でしたが、事件はたくさん発生していて日々問題が勃発していました。保護者の不満は日々募っていったようです。我々は一足早く転園は決まりましたが、その翌年、その園長先生の不正が発覚して解雇となったようです。

新しい先生によって変化が起こっているかのかもしれませんが、私たちにはわかりません。そして、そんな過去の事実を知っていて預けている保護者さんがどれだけ居るでしょうか。変わらずに運営を続けていることを知る度に複雑な気持ちになります。

新しい園では娘はすぐに打ち解け、次子も入園しました。

新しい園では連絡の行き違いなどはありましたが、こちらの意見や要望にも寄り添ってくれる園でした。先生も若い人からベテランの先生もいて、意見交換も盛んに行われているようでした。育休中に下の子も送り迎えで通っていたので、兄弟加点もプラスに働き、入園できた時はスムーズに兄弟で通えて有り難かったです。

思わぬ、転居でマンモス園に兄弟で転園。

兄弟で同園できて、平和に職場復帰できていたのでまた転園となるとは想像していなくて青天霹靂。想像もしていなかった事が起きて、急遽転居することになりました。正直、整った生活を送っており、何かと恵まれてもいたと思うので転居は不安しかありませんでした。転居したくない、という気持ちもありましたが、生活が変わることに期待やわくわくする気持ちもありました。

自分の感情はさておき、転園の申請を進めることにしました。結果は諦めていたのに空きのなかった園に奇跡的に兄弟でまた同時転園できました。これまででいちばん大きくて、園庭もある園に転園でき、入学準備としてはすごく良かったかなと思っています。転居が杞憂に終わり、スムーズに事が運んだことに驚きました。

転園回数が多くなってしまって申し訳ないなと感じていましたが、子どもたちに聞くと以前の園のことはすっかり忘れてしまったようでとても前向きなことを言ってくれます。子どもの順応力はすごいです。

経験を重ねて成長することはとても尊いことだと思いますが、大人になってしまうと自らの経験や知見の幅で想像力すらも狭めてしまうなと感じています。

日々、子どもたちに教えられることがたくさんあります。

いくつかの園生活を経験できたことは、親にとってもかなり経験となりました。色々な考えや方針があり、答えがひとつではないことを知りました。0〜2歳児を預かってくれる小規模園、家庭的な保育園の中規模園、100人近く在園児のいるマンモス園と経験してきました。それぞれの良さや違いの話はまた別の機会にできたらいいなと思います。

子どもは天才!

上の子の入学に伴い、もう一度転園するかもしれません!?

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うんせいきにしがちさん 子どもの成長に刺激を受ける母。きょうだい育児中!

地元を離れ、事務職フルタイムワーキングマザーしています。日常に追われながらも、子どもたちの成長に劣らず、進化系な母の姿を子の記憶に残したい!と奮闘中。語学系大学卒業、異文化・和を愛し、着付講師もしていました。

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