2023.06.04
こんにちは。横浜在住エンジニアワーママ、ゾウです。
我が家の娘は最近ピアノを習い始めました。本人のペースを大切にしてくれる、のんびりとしたレッスンの中で初めて五線譜に音符を書いてみたり、リズム遊びやドイツ音名の勉強をしているようです。
相変わらず幼稚園がそんなに好きではなさそうな娘ですが、ピアノだけは楽しいようで、レッスンの曜日を心待ちにしています。
過去のブログでも音楽関連の話題が多い我が家ですが、私と同じく歌・楽器・ダンスが好きな娘の姿を見ていると、親の影響ってどれほど大きいんだろうなあとプレッシャーにも感じます。
音楽以外にも、本の好みが私や夫の幼少期と似ていたり、普段から在宅でPC作業ばかりしている親の姿を真似しておもちゃのパソコンででたらめのタイピングに勤しんでいたりと、よほど意識していないと、経験の傾向がかなり偏ったものになりそう…と危惧しています。
特に、全く字を書かずあらゆる作業をPCとスマホで済ます親のせいか、娘は小さい頃からお絵かきへの興味があまりありませんでした。
最近は幼稚園での活動を通じて、色々と描いて見せてくれるようになってきたのですが、例えば『母の日に向けてママの顔を描こう!』といったようなイベント的なお絵かきには苦手意識があるようです。
そんな娘ですが、先日幼稚園から持ち帰ってきた制作物の中についにアイツが現れました…。
頭足人!!(かわいい~~~~~)
子どもが必ず通る道として何となく知ってはいましたが、いざ自分の娘が書いた頭足人がこれほど可愛いとは…。ついでに気になって、なぜ子どもは頭足人を書くのか?を研究した論文等もいくつか読んでしまいました。(笑)
理由は諸説あり解明には至っていないようですが、個人的には「内臓の感覚を獲得すると絵に現れる」説と、「大脳において身体の部位の感覚を処理している位置からその部位が生える」説が面白いと思いました。(※だいぶ意訳しています)
頭と見られる部分も、頭のみが描かれているのか、胴体を含めたものとして描かれているのか…といったように解釈に諸説あるそうです。子どもという存在がいかに不思議で、発達というものが深淵であるかを改めて認識しました。
そのうち胴体が出現し、”人らしい”人の絵へと変わっていくのだろうなと楽しみに思いつつ、愛くるしい頭足人の時期を大切にしたいと思います。
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ゾウユウコさん
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3歳の娘と研究者の夫と横浜で暮らす、エンジニアワーママです。夫婦ともども地方出身・東大卒。住まいの近くに頼れる親族がいない分、夫婦+アウトソーシングで工夫しています。家族で音楽を楽しむことと、子育てしながらのキャリア形成に興味があります。