年長・年中さん必見!! 本当に必要な小学校入学までに必要な準備

年長や年中のお子さんのいる家庭では、小学校に入ってからの生活についての準備が始まっている頃です。ラン活も年々早まってきていますね。公立小学校なら学区の確認、ワーママならお子さんの通う小学校の放課後の過ごし方の確認、さらにPTAや通学路等、確認事項が諸々ありますね。

昨年度、初めて長女が都内の小学校に通い始めた我が家は、地方出身の両親なので地域の違い、文化の違い、時代の違いに入学当初は予想を遥かに超える苦労を経験しました。

年中や年長の頃に「何とかなるかな」とぼんやり感じていた不安は予想以上に的中し、改めて小学校ママの苦労を身をもって痛感しました。一般的に言われている『入学までに必要なこと』よりも、よりリアルな本当に必要だったことをご紹介します。来年度入学を控えるお子さんのお役に少しでも立てますように。

子どもが小学生になって変わること

◆一人で登下校するようになり、親の送迎が不要になります。我が家の場合は子供の通う小学校内に学童がないため帰りは迎えが必要ですが、ほとんどの小学校では登下校は子供のみとなります。

◆宿題が毎日出るので家で学習をするようになります。

◆自転車を乗るようになったり、子供たちだけで出かけたり、親の知らない子供だけの世界が出来てきます。

◆土日祝日や夏休みや冬休みなど、一般的なカレンダーと学校の予定通りの生活になります。サービス業でこれまで土曜日は登園していた方は同じスケジュールでは動けなくなります。

保育園や幼稚園に初めて通う時もそうでしたが生活環境が変わることで子供は精神的にも慣れるまで緊張状態が続きます。習い事や予定等は慣れるまでは緩やかにリズムを作っていく必要があります。親も小学校の環境に慣れる期間が必要です。

物の準備編~3つの必須事項

ランドセルや学用品の準備の他に、家庭で準備が必要は物についてご紹介します。

1、机やリビングでも学習が出来る場所
宿題を毎日やる必要があるため学習机のような学習をするための場所が必要です。低学年のうちはリビングで学習することが多いため、子供部屋とまではいかなくても、学習をする場所は用意しておく必要があります。
 
我が家はリビングでも持ち運び可能な机を購入し愛用しています。
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2、ランドセルや学用品の置き場
学習机のように、ランドセルの他に絵の具や鉛筆削り等の学用品が予想以上に沢山あります。これらを置いておける充分なスペースのあるランドセル置き場が必要になります。

学校に持って行って保管するものも多いのですが夏休みや週末に持って帰る物が予想以上に多いです。鍵盤ハーモニカやバッグなど意外と嵩張る物も多いので充分なスペースを用意することをオススメします。

3、雨具や上着は予備が必須
保育園や幼稚園と違って毎日着ていく服や髪形はルールが若干緩くなります。そのため、女児ならこれまで休日にしか履かなかったスカートを履きたがります。子どもが自ら準備をするため雨具や上着など、忘れ物が増えます。

特に傘は自分で開け閉めが出来るものを用意しておいても学校や学童に忘れてきてしまうことが多いため、予備含め3本用意してあります。小学生になったとは言ってもまだまだ手がかかります。

実は一番必要な環境の準備

実際に毎年入学当初に起きていることですが、入学後、初日に下校の列が混ざって迷子になってしまったり、家に他の家族がいないのに帰ってきてしまい入れなくて泣いているところを見つかったり、親と待ち合わせがすれ違い泣いていたり、と入学当初はこのような事が多数発生しています。

ついつい親としては、入学当初は小学生と言うより幼児の延長としてこれ位は見てくれるだろうと考えてしまいます。しかし、小学校からすると、幼児の延長と言うより入学当初であっても小学生として捉えます。その辺りの基準が異なるので親も心構えとしっかり子供に伝えていく必要があります。

1、列にはぐれた時、遅れてしまった時など想定外のことが起きた時はどうするか子供と共有しておく。
入学後は初めて会う子たちの中で列になり、大きな荷物を持って初めて一人で登下校をします。想定外の事が起きた時はどうするのか、可能な限り共有しておくことをオススメします。鍵やキッズケータイやGPSはいつから持たせるのか、本人には共するのか、家族間で話し合いをしておくことも必要です。

2、近所の同じ通学路の知り合いを増やしておく。
通学路が同じの近所のお知り合いは何かの時に心強いです。保育園や幼稚園が遠方だった方はグループが既に出来ているので入り込みずらいかもしれませんが、近所のお知り合いは多いに越したことはありません。積極的に近所のママ友を増やすことは今後のPTAの活動にも役立ちます。

3、親の毎日の生活リズムも小学生スタイルの合わせる。
宿題や持ち物など、私がまだ不慣れだからかもしれませんが、帰宅後に子供からの情報で宿題や持ち物を確認して準備する、というこの毎日の流れが、保育園の頃の方が圧倒的に楽でした。ぼんやりと小学校に入ったら子育ても楽になるのかな、と考えていましたが、大変さが変わるだけでした!

理由は明確で、保育園は働く親御さんのためにお子さんを保育する場なので親は働いていることが前提です。しかし、小学校は親が働いているかいないか、は関係ありません。現代はほとんどが共働きですが、それでもやはり働く親御さんばかりだった保育園とは環境が異なります。

例えば、芋ほりをしますので滑り止めの付いていない軍手を明日持たせてください。」「水遊びをしますのでマヨネーズやケチャップの空容器を来週月曜日までに持ってきてください」「クリスマスリースを作るので余っているモールや飾りを明後日までに持たせてください」「タコ上げに使うコメ袋を来週までに一つ持たせてください」

事前に告知をしてくれることもありますが、このような細かい用意が必要になります。帰宅後に100均に駆け込んで、ということも何度かありました。中には100均では済まない物もあるのでそんな時にも同じクラスのママ友の情報にとっても助けられています。

以上、ズボラ母代表のワーママの私が痛感した入学までにやっておけば良かったことです。しっかり者さんならこんな初歩的な苦労はないです!入学後の生活イメージに役立ちますように。

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cocowaku1000さん

ベビーとキッズの親子講座開催の団体を運営しながら、幼稚園と高校で勤務。心理士の2児の母。毎日ドタバタな中にcocoroがwakuwuする瞬間を創ります!

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