/ 2020.05.15

バイリンガル育児への思い

地方創生アナウンサー、女子アナ47を運営している株式会社Cheeringの長崎真友子です!2、3歳の年子男子の二児の母です。

前回のぎゅって 記事(下記にリンク有り)
【年齢別】アナウンサーが伝える絵本の読み聞かせ方
https://gyutte.jp/blog/230328

が各所好評を頂きまして、大変うれしく思います。引き続き、私の経験などで皆様の子育てにお役立ちできればと強く思っています。

さて、今回は「バイリンガル育児」についてです。

私はバイリンガルではありませんが、小学3年生から始めた英語のおかげで中学・高校・大学と英語では苦労しませんでした。また、高校生のときにニュージーランドで同世代の女の子たちと生の英語で過ごした経験が今の起業にも繋がっていたり、英語が話せることで世界が広がったと感じています。

しかしながら、社会人になりビジネスで英語を使うとなると単語力が圧倒的に足りないことなどで自分もまだまだだなと感じています。ヒアリングも完璧でないから、思わず話す相手に「ん?」と聞き返してしまうことも…。

やはりもっと早い時期から英語に出会っていればヒアリングなど楽だったのかな?と思うこともありましたが、、、努力不足が大半でしょう。

しかし子どもには英語で苦労させたくないないという思いがずっとあったため、自分なりに研究し、マタニティの頃から胎教などに実験がてら取り組んでいました。

0歳からやっていた英語聞き流し

妊娠中や子どもが0歳のときにやっていたことは、「聞き流し」!

よく言語は「耳から」と言いますが、私も英語を始めた時は耳で発音を真似していくのが楽しかったですし、すんなり英語が入ってきたので、根拠なく信じています。

妊娠中は多くの方はご存知であろうネズミのキャラクターの会社さんのマタニティ英語教材の体験版CDをたまに流していました。またYouTubeなどでゆったりした気分になれる英語の音楽をかけて歌って聞かせてみたり。

子どもが誕生してからも同じ様に聞き流しだけしていましたね。

どんな効果があるかは今でもわかりませんが、お腹で聞いていた時の音楽を最近口ずさんだ出来事があり、驚きました。(どこかで同じもの聞いて覚えただけかな?)

2歳から通ったバイリンガル保育園

第1子の息子は2歳からバイリンガル保育園に入園しました。教育現場でどんなことを行っているか私が知りたかったのもあります。

そこでは午前中は英語・午後は日本語しか話さないという徹底ぶり。先生方も1クラスごとに日本人とネイティブスピーカーの配置をしています。そこに約9カ月通い、実感したことは、、、、

「日本語と英語の2言語で生じる発達の遅さ」

発達は人それぞれなのであまり気にしていません。

しかし、同じクラスのお母さんたち的にはやはり気になるようである結論に達しました。
「日本語をしっかり習得させたいか英語をしっかり習得させたいか選ばなくちゃいけないね」ということです。

子どもの脳の中では私たちが想像もできない方法で視覚・聴覚などの感覚から言語が刻まれていっていると思いますが、両方がいっぺんに入ってくるとどちらかが飛び抜けることはなく、ゆっくりと両方を習得している様な気がしました。

だからこそ、私も子どもにとっては1言語をまずゆっくり習得してもらいそれから他言語を習得でも遅くないなと考えることに。

まずは日本語を頑張ろう!と思っていたのですが、ひょんなことから英語という選択をすることに。。。

3歳で通っているインターナショナルスクール

息子をもっとガチガチのプログラム園ではなく、ゆったり個性を伸ばしてあげたいと思ったため、転園することに。そんな中、素晴らしいアメリカ人の先生に出会えたことからわが子もインターナショナルスクールに通うことになりました。

こちらに出会えたのもママ友たちの口コミがあったからです。やはり信頼できるママ友の口コミってすごいなと思います。

ここでは外国人の先生・子どもが大半なので、英語習得・異文化との触れ合いの環境はバッチリなのでした!英語力は、半年でペラペラ文章が出てくる様になり、1年経つ今では日本語での会話より英語での会話の方が上手なくらいです。

家では日本語で会話をしていますが、ほとんど英語が出ません。さらにはお母さんの私にはたまに英語で話しかけてくれますが、カタコト英語なお父さんには一切英語で話しません。

日本人のお友達やそのお母さんには日本語で、外国人のお友達やそのお母さんには英語で話します。

子どもの中で場所と人物で自然と言語を切り替えているんですね。面白いなぁ。

バイリンガルになって困ったこと

ただし、私はどうしても危惧していることがあります。先ほどもお伝えした「日本語と英語の言語発達の遅さ」。

他のインターナショナルスクールに通うお子さんのお母さんも皆同じ悩みを持っていました。

スクールの園長先生とも面談をしている中仰っていたことは、「バイリンガル育児は、どちらの言語も同時に吸収しているから、日本語だけを話せる子、英語だけを話せる子よりも1言語に注目してみてしまうとどうしても発達が遅いと感じてしまう。しかし、ゆっくりゆっくり吸収して小学校に入る頃にはどちらも他の子と変わらないくらいに成長していく傾向があるので長い目で見てやってくださいね!」ということでした。

発達度合いは人それぞれかもしれませんが、バイリンガル育児は長い目で見ていった方がいいのかもしれません。

日本でバイリンガルを育てるためにしてあげたいこと

このような経験から、子どもに英語で苦労させないと決めた私は、焦らず両言語でたくさん会話して単語力を増やしてあげようとは思っていますが、

小学校以降もインターナショナルスクールに通うかと聞かれたら、我が家の場合、NOなわけです。

やはり日本の社会にも適合してもらう必要もあったりするわけで、、、バイリンガルであることは必ずしもプラスに働くわけではありません。しかし、長い目で見て、国際社会で活躍してくれる人材へと成長して欲しいので引き続きバイリンガル教育を頑張ります。

どのような環境で育てて、どのようなみちに進んで欲しいのか。幼少期は親が判断することばかりだと思います。それをまず自分の中で「決める」ことが大切なのかもしれないなと思います。

余談ですが、家でできるバイリンガル教育ではまずは「英語絵本の読み聞かせ」であるとプロから教わりました。これだったら英語に自信のないご両親でもわが子にしてあげられる初めてのバイリンガル教育なんだそうです。

「CD付 1日5分からの英語で子育て」羽織 愛 、 山移 玲

↑参考にさせていただきました。

とりわけ、私は自宅では「日本語教育」頑張ります!

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長崎真友子さん

2歳4歳年子男子ママ。地方創生アナウンサー集団「女子アナ47」主宰、株式会社Cheering(チアリング)代表取締役。Family Speech Academyによる「1歳から始めるプレゼン教育」発起人。元九州朝日放送アナウンサーであり、絵本読み聞かせや子どもプレゼン講師。究極の家事手抜き大雑把生活で愛情いっぱい子育てのやりくりをしています。

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