夕暮れ後の空に宇宙船?

12月10日、日が暮れて間もない17時過ぎ、友達との外遊びから帰宅していなかった長男を探しにいくと…暗い夜道で子ども二人と大人二人が何やら空を眺めている姿が。

近付くと長男と友達が「もうすぐ宇宙船が見れるんだって!」と興奮気味に話してきました。え?宇宙船て…UFO?!私の頭の中はハテナだらけ。近くにいた大人(ご近所さんでした)に話を聞くと、野口宇宙飛行士が搭乗する国際宇宙ステーション(ISS)が見えるのだとか!

なぜ見られて、なぜ時間や方角をその人たちが知ってるのか、よく分かりませんでしたが(笑)、なんだかすごい!見なければ!と一緒に見ることに。

見えた!

少したった17時8分頃。「あ!見えた!」とご近所さんが指差して教えてくれました。その方角はたぶん北西方面。たしかに光るものが少しずつ動いているのが見えました。写真の赤丸です。近くに街頭もある、真っ暗闇ほどではない場所でも見えました。

どんどん動いていく

ISS(写真の赤丸)は見えた方角から反対の方角へ頭上を通り過ぎ、赤っぽく光る星(写真のオレンジ丸)の方へ下りてきて、ぶつかる?と思うくらいスレスレ下を通り過ぎさらに下へ。

その前後約1分間動画を撮っていたのですか、オレンジ丸のあたり通過から写真の赤丸あたりまで下りるのが30秒くらいでした。

この写真の少し後、下方に映っているマンションに隠れて見えなくなりました。この写真が17時10分。わずか2分強しか見られなかったので、ちょっと油断していたら見られないですね。

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」とは

先月中旬から野口聡一飛行士が長期滞在任務についているという宇宙ステーション、何なのかというと…JAXAのサイトによると『国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。』

「きぼう」は、国際宇宙ステーション を構成する部位の1つで、日本の宇宙実験棟、ISSでは最大の実験棟だそうです。

「きぼう」を見よう!

調べてみたら、見える時間や方角が毎日公開されていました!私が見た日のはこちら。観察しやすい日だったようです。

次に観察しやすい日は?

横浜では、12/20,21,22,23が観測しやすいそうです。いずれも早朝5時代なので早起きが必要ですが、日の出は6:46〜48くらいのようなのでまだ暗いはず。なるべく空が開けていて、周りに高い建物が少ない場所が見やすいようです。

場所によって時間や方角は違うので、見る前に、記事最後尾のリンクから観測場所の最新情報を確認してみてくださいね。

※現在のISS可視情報サービス「きぼうを見よう」は12/28で終了し、新サービスが12/17から利用開始だそうです

国際宇宙ステーションに興味をもったら…

子どもが興味をもったら、広げてあげるのも良いですね。国際宇宙ステーションのサイトには、工作やクイズなどキッズ向けコンテンツもありました。

野口さんは搭乗後の今もTwitterやYouTubeで発信されています。YouTubeは特に、ISS内ツアーや窓の外に見える地球、宇宙食クッキングで食べ物がフワフワしている様子など、とても面白くて子ども大興奮でした!宇宙により興味がもてるし身近に感じられましたよ。

12月20日は日曜日!家族で早起きして観測してみてはいかが?

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てんこさん

「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。年少と情緒支援級の小3兄弟、転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得

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